保険金が支払われないケースとは?

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 特約や付帯サービスまで含まめると、自動車保険(任意保険)は、実に多くの賠償、補償を保険でカバーすることができます。但し、そのような便利な自動車保険(任意保険)も保険金が使えないことがあり、支払われると思っていたら、意外に支払われない内容も含まれています。せっかく高い保険料を払っていても知っておかないと、保険金が支払われなくて愕然とする事態を招きかねません。
 
では保険金が支払われないケースはのようなものがあるのでしょう。

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故意に起こした事故

 当たり前ですが、これは保険が使えるとか、支払われるという以前に、保険金を請求すること自体が犯罪です。わざと破損させたり、仲間同士でぶつけて車両保険などをせしめる行為で、時々ニュースで見かけます。

無免許、酒気帯び運転中の人身傷害事故・車両保険事故

 これも故意に起こす事故と同じく犯罪です。承知の上で運転しているのですから。他人の損害を補償する対人賠償、対物賠償は出ますが、他は補償に対しては支払われません。怖いのは免許更新を忘れて、知らずに無免許運転になるケースです。これを犯罪とは言えませんが、同じ結果になります。運転者として最低限の責任ですから、更新は忘れないように行うことが必要です。

契約中の自動車を主に使用する方、その父母、配偶者、子どもに対する対人賠償補償

 対人賠償保険で補償される相手の条件は「他人であること」、「運転者でないこと」です。記名被保険者・運転者及びその親、配偶者、子供、同居兄弟姉妹などが該当します。これは「故意に起こした事故」に保険金が支払われないのと関連があり、保険金目当ての身内での共謀や、もっと言うと生命保険や遺産相続がからんだ、殺人事件になりかねないからでしょう。ただし、同居していない兄弟姉妹は補償されます。

対物賠償で補償されない物への事故

 対物賠償保険で補償される物の条件は「他人の物であること」、「運転者の物でないこと」です。記名被保険者、運転者及びその親、配偶者、子供、同居兄弟姉妹などが所有、あるいは使用または保管していた物。自宅のガレージを壊したとか、家の塀や壁を崩して保険金が支払われるほど、世の中甘くありません。「故意による事故」との違いもあいまいで分かりずらいという事もあります。ただし、同居していない兄弟姉妹が所有・使用または保管していた物は補償されます。

車両保険で補償されない事故

 次の事由によって生じた事故による損害は車両保険で補償されません。戦争、革命、内乱、地震、噴火、津波などによって生じた損害。核燃料物質など有害な特性などに起因する事故。日本国外での事故などです。損害の範囲が大きく保険会社が補償しきれないという事由ですが、最近では「地震・噴火・津波危険「車両全損時一時金」特約というのが発売されており、車両保険の契約に付帯することで、一時金が支払われます。
 
 タイヤだけの損害も保険金が支払われません。ただし、タイヤ単独の火災や盗難による損害は補償されます。 タイヤ以外のボディなどに損害が生じていれば、タイヤも含めて補償されます。

エコノミー車両保険で補償されない事故

 安い保険料が好評で、加入者も多いエコノミー車両保険ですが、相手の車両、運転者、所有者などの確認ができない当て逃げ事故。車以外との接触・衝突事故。ただし、相手の車に衝突したことで、電柱、壁などにぶつかった事故による損害は補償されますが、大事なのは、相手の車との接触を避けて電柱、壁などに衝突した事故による損害は、例え、相手の車に原因がある場合も補償されないということです。

その他、車の無断使用や契約内容違反、通知義務違反、保険の二重契約、正常な車の利用をしていない場合など保険金が支払われないケースがあります。中でも「通知義務違反」は契約時に正しい記入をしなかっただけで大変な事態になりかねません。 保険会社に支払われないケースについて確認をしっかり取ることで、いざというときの誤解を防ぐことが出来、必要な保障を考慮する結果に繋がるでしょう。

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