自動車保険のロードサービス完全理解術

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この記事の所要時間: 326

 損害保険会社の競争によりさまざまな付加価値をつける一環として、ロードサービスがあります。今ではロードサービスがついている自動車保険がほとんどになり、保険選びの条件にもなています。また、保険会社によって大きく異なる場合もあります。誰でもご存じのレッカーサービス以外にどんなサービスがあるのか解説します。

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レッカーサービス

 事故及び故障で自力走行不能になった契約車両を、現場から修理工場などへ移動するサービスです。無償で移動できる距離に制限があり、10~100㎞が一般的です。提携修理工場までなら十分な距離という事です。

修理等車両トラブル対応サービス

 現場での応急修理を受けるサービスで、バッテリー上がりやパンクによるスペアタイヤへの交換、キー閉じこみの開錠、ガス欠時のガソリン補給、積雪や落輪からの救出など、30分程度の作業については、基本的に無償で対応してもらえ、無制限の保険会社もあります。ガス欠では給油する燃料も10Lまで無料というのもあります。エンジン冷却水の補充とバルブ交換もそれぞれ冷却水とバルブ代は無料、現場で対応出来る事がすべて無料で、ロードサービスの基本となります。

宿泊帰宅費用サービス

 事故や故障によって自力で走行できなくなった場合に、車に搭乗中の人を対象として、当日、トラブル現場から帰宅するために必要な交通費、また深夜など当日の帰宅が困難な場合に宿泊費用を支払ってくれるサービスです。保険会社によっては特約として付保させるケースもあります。

レンタカー費用サポート

 外出先での事故や故障により契約車両が自力走行不能??となった場合に、24時間までのレンタカー費用(契約車両と同等クラス以下)の基本料金を支払うサービスです。

GPS位置情報通知サービス

 目印になるものが見当たらない場所でも、携帯電話のGPS機能を利用して、より正確に現在地を連絡できる。このサービスを利用すれば、見知らぬ場所でも安心してロードサービスを受けられる。

ペットケアサポート

 契約車両の事故・故障・トラブルにより、現場から当日の帰宅が困難と判断された場合、現地でのペットホテル費用、およびペットホテルまでの交通費が支払われる。 ペットを同伴せず、ご自宅付近のペットホテルやペットシッターに預けていて、延長料金が発生した場合も支払われるサービス。レッカーサービスの利用が前提となる。

キャンセル費用サポート

 目的地に向かう途中での車の事故や故障により生じたホテルなどの宿泊施設をはじめ、航空機などの旅客輸送サービス、旅行予約などのキャンセル費用を支払うサービス。回数、総額に限度が設けられている。
 

24時間365日受付対応サービス

 事故、故障問わず受付られ、現場に必要なスタッフを急行させます。拠点の充実さがポイントになります。

 上記したものが代表的なロードサービスの内容ですが、保険会社によって設定の有無が異なり、それぞれの制限もさまざまです。また、すべてが自動的に付帯されたり、車両保険の加入が条件であったりと保険会社ごとに異なるので注意が必要です。
 逆にロードサービスを外す事で保険料を安くできるという、保険会社もあります。JAFなどの会員制ロードサービスや、各種クレジットカードに付帯する同様のサービスが既に受けられる方には無駄になるからです。また、自動車保険の特約に同内容のものがある場合は比較することも必要でしょう。
 自動車保険が自己を起こした時の賠償、補償のために加入するのが当たり前ですが、自由化による競争激化により、クルマにかかわること全てをカバーするようになり、その代表が故障にも対応するロードサービスです。使わずにかけ捨てるだけの保険から、無料で使える保険へと変化しており、各種クレジットカードのサービスとも重複しています。また、JAFなどの会員制有料サービスの存在意義も問われています。

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