ハイブリッドセダン値引き比較(カムリ・SAI・アコード)

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 北米市場のベストセラーを、セダン市場の低迷する日本市場に投入するにあたり、ハイブリッド車のみの設定とした通算9代目にあたる現行「カムリ」。プレミアなセダンとして内外装や装備もグレードアップ、走行性能も燃費も向上したが、車両価格は歴代「カムリ」で最も高いものになり、日本国内では北米市場のようなベストセラカーとは言えず、販売実績に沈んでいる。しかも同じトヨタ陣営からはすでに国内専用モデルのハイブリッド車、「SAI」が販売されているから問題は根深い。

販売が低迷しているハイブリッドセダン

 同じように北米市場のベストセラーカーで、国内にハイブリッド専用車として投入されたモデルにホンダの「アコードハイブリッド」がある。「カムリ」とは導入の経緯と車種構成が良く似ており、高性能で高価格となり、販売台数は「カムリ」以下とこちらも低迷している。

 そこで、この「カムリ」と「SAI」、そして「アコードハイブリッド」を値引きという観点から比較してみました。

ハイブリッドセダン値引き比較表

トヨタ カムリ トヨタ SAI ホンダ アコード
トヨタ 販売チャネル カローラ店 トヨタ全店
車両価格 3,207,600円~ 3,301,714円~ 3,754,286円~
エンジン形式 直列4気筒 2.5Lハイブリッド 直列4気筒 2.4Lハイブリッド 直列4気筒 2.0Lハイブリッド
JC08モード燃費 23.4(㎞/L) 22.4(㎞/L) 30(㎞/L)
値引き予想額 20~23(万円) 20~23(万円) 22~25(万円)
リセールバリュー (A・B・C) B B B
発売年月日 2011年9月FMC 2009年12月NEW 2013年6月FMC
最終変更時期 2014年9月MC 2013年8月MC
人気度 (A・B・C・D・E) D C C

トヨタ カムリ

 高級感・存在感あふれるセダンスタイルに、2.5L アトキンソンサイクルエンジンを採用し、走行燃費は25.4km/L。もっと売れても良さそうだが、現実にはそうではなさそうだ。月販700台なので計画通りといえば言えるが、とてもベストセラーカーには思えない。では大幅値引きが望めるかと言えば、それも違いそうだ。前記したように拡販車種ではないこともあり、値引き幅を拡大してまでの販売はしないようだ。
一番のライバルは「SAI」だが、実は「カムリ」を販売するカローラ店では「SAI」も取り扱っているのだ。ここは両方の見積もりを取る事をお勧めする。出来れば事前に他店にて「SAI」の見積もりと値引き条件を出してもらっていれば都合が良いでしょう。カローラ店にとっては、全店で扱う「SAI」よりも、自らの系列でしか販売していない専売車種の方が値引けるはず。その有利さを引き出すお膳立てをしてあげましょう。

カムリ保険料と新車値引き

カムリの写真

トヨタ SAI

 2.4L 直列4気筒DOHCとモーターを組み合わせた「リダクション機構付きのTHS II」システムを搭載。JC08モード走行燃費22.4km/Lの低燃費を実現している。「カムリ」よりも旧型で不利なパワーユニットではあるが、マイナーチェンジでイメージを一新し、スポーティーさを打ち出すことによって、存在感を示している。全チャネルで取り扱われる車種のため、自店の顧客以外に「SAI」目当てのユーザーがいても、新規ユーザーが来店する確率は四分の一になっているのだ。その為一つの店舗に訪れる新規客は貴重な存在です。
しかし、値引き交渉において行き詰まると、他車種を勧められることがある。これは多くのラインナップを抱えるトヨタ系の販売店ならではのやり方であり、今なら価格が下の「プリウス」への変更を素しめられる事が多いでしょう。値引きが多いわけではありませんが、総支払額が少なくなるために買いやすく思うはず。「SAI」を購入する意思をはっきりと伝えることも必要です。

SAI保険料と新車値引き

SAIの写真

ホンダ アコードハイブリッド

 2L 直列4気筒DOHCエンジンと新世代パワートレイン技術「EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)」を採用したハイブリッドシステムSPORT HYBRID i-MMDを搭載。軽自動車トップクラス並みの30.0km/L(JC08モード)という圧倒的な低燃費を実現している。

 燃費ではトヨタの2車を大きく上回るなど、話題性もあり、なおかつTVCMも盛んに流れており、より販売を伸ばしたい方針とは見える。しかし、販売台数の方は発売された2013年の後半には月販2千台を超える月もありましたが、翌年からは低迷している。販売目標がプラグインハイブリッドを含めて千台/月なので、この台数を維持している程度のが現状でしょう。

 では値引きはどうなっているのか。トヨタの2車以上の高額車種となっているだけに、大幅な値引きを要求したいところではあるが、他車種と比べてもその値引き額は多いとは言えず、同程度の値引きが勝ち取れれば良しと考えます。もちろん「カムリ」と「SAI」を競合車に仕立てるのは必要。具体的な案を示してそれ以上の条件を狙いたい。

アコードハイブリッド保険料と新車値引き

アコードの写真

ネックは価格。国内で人気のないセダン。

 北米であれだけヒットしている「カムリ」や「アコード」がなぜ国内で売れないのか。北米仕様そのままでは日本のニーズに合わないのは当然ではあるが、北米仕様そのままならガソリン車もあるのだが、セダン市場が冷え切っている日本市場では拡販は不可能、ならば限られたグレード構成でより大きな効果を狙う事を狙い、ハイブリッド専用車種という選択をしたようである。
「SAI」の場合は事情が違い、「プリウス」のヒットによりセダンタイプをという思惑があったが不発におわり、その結果がその後のハイブリッドセダン投入時の少ない販売目標になっている元凶なのかも知れません。

 理由はともかくユーザーとしては、値引いてくれれば購入することも不可能ではない車両価格を設定して欲しい。今のままでは、大幅に値引いてもらえても「プリウス」よりかなり高額なままでは、交渉する前に候補から外れてしまう。

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