サクシード/プロボックスと競合車種の値引き比較(AD/ADエキスパート)

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 2002年7月に発売したプロボックスとサクシードは、多目的に使える広い荷室や高い経済性など、商用車に求められる要件を徹底して追求したコマーシャルバンとして開発。ビジネスを支えるプロの道具として、キャブオーバーのワンボックスバンとともに、経営者ならびに多くのドライバーに支持されてきました。商売の道具であるために、車としての性能や使い勝手が重要なのはもちろんだが、経営者ならより安く購入するのも当然のことだ。そこで、数少ないライバルの日産「AD/ADエキスパート」との比較を通して、値引きという観点から見てみましょう。

値引き比較表

サクシード プロボックス AD/ADエキスパート
トヨタ車      扱いチャネル トヨタ店 トヨペット店 カローラ店
車両価格 1,437,382~ 1,317,600~ 1,493,640~
排気量 1.5L 1.3 1.5L 1.5 1.6 1.8L
駆動方式 2WD 4WD 2WD 4WD 2WD 4WD
JC08モード 燃料消費率 15.8~18.2㎞/L 15.8~18.2㎞/L 13.0~17.4㎞/L
値引き予想額 20万円 20万円 25万円
リセールバリュー(A・B・C) C C C
発売年月日 2002年7月 NEW 2002年7月 NEW 2006年12月 FMC
最終変更時期 2014年8月MC 2014年8月MC 2013年5月 一部改良
同クラス人気度(A・B・C・D・E) A A B

トヨタ サクシード VS プロボックス

商売人相手にはチャネルの事情は通じない

 「サクシード」及び「プロボックス」は2014年9月にマイナーチェンジを受けている。「プロボックス」のみに設定する1.3L車に1NR-FEエンジンを新搭載。また、1.5L車とともにSuper CVT-iとの組み合わせでクラストップの燃費性能を実現させ、全車「エコカー減税」の対象とした。さらにVSC&TRCやヒルスタートアシストコントロールを全車標準装備するなど、乗用車同様、環境・安全への配慮を一段と高めた車です。

 「サクシード」はトヨタ店とトヨペット店、「プロボックス」はカローラ店と、取扱いチャネルが異なる姉妹車の関係にある。1.3L車は「プロボックス」のみに設定されるなどの違いがあるが基本的に同じ車である。となれば買う側とすればネッツ店以外のどのトヨタ系店舗に行っても同じ車種を購入出来る。言い換えれば、安く買えるところで買えばいいということになる。
ユーザーのほとんどはビジネスでの利用、各ディーラーの法人営業部は会社関係に収めているが、ディーラー店舗ではもっぱら個人事業主が顧客となる。通常は長く付き合いのあるディーラーや営業マンが代替する時もしっかりと抱え込んでいるが、よそで安く買えるという話を同業者から聞きつければその限りではない。
自分が特別扱いされていないとわかれば簡単に浮気もする。義理人情より、コストが優先するのが個人営業の市である。少なくとも、よそより安いと思わなければ買ってくれない。

日産 AD/ADエキスパート VS OEM車

販路の拡大が値引きの拡大の原因に

 「AD/ADエキスパート」の場合、「サクシード/プロボックス」との大きな差は、OEM車両の有無がある。「AD」にはマツダの「ファミリアバン」と、三菱の「ランサーカーゴ」が存在することが、値引き交渉において、中途半端な条件だとOEM車を販売するマツダと三菱に持って行かれる可能性がある。特にマツダは三菱よりも販売店が多く競合の可能性は高い。時間をかけた商談はOEM車両の販売においては不利。何かとOEM元から横やりが入りかねないので、一気にかたをつけてしまうのがマツダ流のOEM車販売方、「売ってしまえば後は何とかなる作戦」である。さすがの日産ディーラーも嫌味の一つもいうが、返せとは言えない。日頃から「ボンゴバン」と「バネットバン」、「プレマシー」と「ラフェスタハイウェイスター」でやり合っている仲である。トヨタのチャネル間の争いよりも遠慮はないと言えるでしょう。

サクシード/プロボックス VS  AD/ADエキスパート

 もちろん「サクシード/プロボックス」との競合も当然ある。仕事先で出会うバンはのはAD意外ではこのトヨタ車のみだ。日頃から来なっているはず。自分の乗っているのが「AD」であれば、トヨタ車が良く見えることも多いでしょう。その逆もあるかも知れません。お互いに自分の車に満足していれば、旧知のディーラーを紹介しあうかも知れません。

 1.3Lもラインナップする「プロボックス」ですが、こちらは法人ユーザー向け。過積載もいとわない個人ユーザーには力不足と感じるでしょう。そうゆう事では「ADエキスパート」の1.8Lは燃費が問題ではあるが、パワーの欲しい業種のユーザーには人気。一長一短といったところですが、販売では「サクシード/プロボックス」が優勢、前記の様に値引きの多い「AD」も健闘する。

商用車の後ろには必ず乗用車が存在する

 利益率が乗用車よりも低い商用車を、複数台購入してくれる法人ユーザーならともかく、個人にそこまで値引いて売るメリットはあるのかと思われるかもしれないが、実は自動車営業においては商用車販売は大変重要なのです。まず、商用車ユーザーは他に乗用車を所有しているケースが多く、家族がいれば仕事道具満載の商用バンではまかなえません。奥さんが運転するならなおさら。そちらも潜在ユーザーとして取り込み、代替や増車を狙えます。商用車で信頼関係を築けば、競合相手の多い乗用車販売では大変有利となります。もうひとつは整備入庫の確保があり
ます。

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