キャブオーバー商用バンの値引き比較(ハイエース・NV350キャラバン)

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この記事の所要時間: 70

 トヨタの「ハイエース」に代表されるキャブオーバータイプの商用バンは、普段乗用車しか乗らない人にとってはなじみのないクラスですが、日本の経済を支える様々な分野で活躍するこれらの車を見かけない日はないでしょう。

建設現場や物流、商店の店先やショッピングセンターの搬入口、あるいは保育園の送迎にも活躍しています。

あと、救急車もそうですね。

法人はもちろん個人オーナーも大変多いのが特徴です。

商用車にとって重要なのは荷室の容量、個人ユーザーの満足度を左右する外観のデザインと快適装備、そして燃費を含めたエンジン性能であるが、もう一つ重要なのが「値引き」である。

車両価格が同程度のクラスに2つの車種があれば、こまかな性能や装備より「値引き」の多い方を選びたいのは乗用車も同じ。

しかし、仕事の道具であるビジネスカーであれば絶対に妥協できない部分です。

 そこで、日本を代表するキャブオーバーバン、トヨタの「ハイエース」と唯一のライバルである日産「NV350キャラバン」を値引きという面から比較してみました。

バリエーションが非常に多いクラスなので、個人オーナーに人気のある「ハイエースバンスーパーGL(まともな2列目シート装備車)」を基準にしています。

値引き比較表

トヨタ ハイエースバン スーパーGL
標準ボディ・ルーフ
日産 NV350 キャラバン
トヨタ車 扱いチャネル 全店
車両価格 2,856,109~3,685,371円 2,695,680~3,643,920円
排気量 2.0Lガソリン    3.0Lディーゼル 2.0Lガソリン    3.0Lディーゼル
駆動方式 2WD 4WD 2WD 4WD
JC08モード 燃料消費率 10.2~11.2㎞/L 9.7~12.2㎞/L
値引き予想額 28~30万円 30~33万円
リセールバリュー (A・B・C) A A
発売年月日 2004年8月FMC 2012年6月FMC
最終変更時期 2014年12月      一部改良
同クラス人気度 (A・B・C・D・E) A B

トヨタ ハイエース

値引き目標 28~30万円
日産のみが競合相手

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 現行モデルは2004年のデビューだが、10年目の2014年12月に改良を実施、まだまだ延命するようだ。

それだけ比較的新しいモデルであるはずの「NV350キャラバン」に対しても、競争力のある車種ということである。

 同クラスのライバルはその日産の「NV350キャラバン」だけ。

しかも取り扱いチャネルはトヨペット店のみなので、トヨタ店間の競合も不可能。

こうなると「NV350キャラバン」との合い見積もりが必須になってくる。

全てにおいて「ハイエース」を上回ったはずの現行「 NV350キャラバン」であるが、販売成績では大きな差を付けられているだけに「ハイエース」との合い見積もりになると「値引き」は出やすい。

あとは膝を交えてじっくり交渉する他はないでしょう。

 バンとは言え、ミドルサイズの乗用車ほどの車両価格なので値引きは期待したい。

しかも「NV350キャラバン」よりも装備内容に差があるとはいえ、高めの設定になっている。

クラス独占状態の機種だが、値引きが少ないかと言えばそうでもない。

発売から10年を過ぎたモデルであるのは事実であるし、日頃からコスト意識の塊のような法人、個人の事業者相手に商売しており、到底受け入れられないような条件でも検討せざるを得ない商談には慣れています。

なので、50万円ぐらいの値引き要求は申し出ても問題ありません

その代り、確実に購入することを確約してのことです。

検討するのは購入する側ではなくて、売る側なのが、商用車の交渉の基本です。

日産 NV350キャラバン

値引き目標 30~33万円
「ハイエース」プラス他系列店も視野に

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 旧キャラバン時代からのハイエースのライバルとして唯一の存在がNV350キャラバンだ。

2012年のフルモデルチェンジで一新されたエクステリアとパワーユニットで、それまで差を付けられていた商品力を向上。

長年のライバルでもあるハイエースを全ての面で圧倒するとしている。

が、販売面では「ハイエース」の背中に手が届かないでいる。

「ハイエース」と異なり日産全店での取扱いなので、もし近郊に資本系列の違う日産ディーラー(旧レッドステージとブルーステージのような)があれば日産同士の競合も可能です。

もちろん本命は「ハイエース」との相見積もり。

 個人オーナーが、仕事と乗用の兼用として選ぶのは「プレミアムGX」になると思うのですが、車両価格は同じ日産車で言えば「セレナ」や「エクストレイル」以上。

もちろん200万円を切るDXもあるのだが、法人ユーザーならともかく、個人事業者なら「プレミアムGX」を狙いたい。

仕事道具でもあり、一日の大半を過ごすオフィスでもあるのだから。

仕事と乗用の兼用なのだから、もう一台軽自動車を買うような気分かも知れない。

 具体的な値引き額は30万円以上。

「ハイエース」プラスαは確実に狙えるという前提で交渉したい。

商用車の商談においての注意点は、相手の条件待ちではなく、こちらの条件を相手が受け入れるかどうかの検討待ちにすること

「ハイエースの条件は〇〇、他店の条件は〇〇なのだけど、それ以上出せるのか?」これでいいでしょう。

手ごわいが可能性はある

 商用車も乗用車も値引き交渉においては基本は同じ。

競合車種があれば相見積りを取るのが一番やりやすい。

異なるとすれば、商用車の場合、ディーラーでは通常よりコスト意識の高い個人事業主との商談機会が多く、ディーラー側の思惑を大幅に上回る値引き額での攻防を行っているということ。

それだけに法外な値引き要求をしても、購入する意思が確認できれば、真剣に検討してもらえるでしょう。

それが通るかどうかは別ですが。

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