bBなど個性派コンパクトカーの値引き比較(キューブ・ソリオ)

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 現行「bB」は同社の「パッソ」のプラットフォームをベースに開発された2代目モデルにあたり、全高1635mmによる広い室内空間が特徴のコンパクトカーです。発売当初は若年層を中心に人気があったが、発売10年を迎えた最近の販売台数は月販数百台ほどと低迷している。
そのためカタログ落ちも懸念されたが、2014年8月の一部改良で4WD車の廃止などグレードを縮小した上で、まだしばらく販売が続けられそうだ。しかし、フルモデルチェンジの計画もなく、現行モデルでの廃止は決定的と思われます。

 そんな車種であることから値引きの期待も高まります。 そこで「bB」と、その「bB」が対抗車種としてターゲットとした日産「キューブ」、そして室内空間の広さで定評のあるスズキの「ソリオ」を値引きという観点から比較してみました。

値引き比較表

トヨタ bB 日産 キューブ スズキ ソリオ
トヨタ取扱い
販売チャネル
ネッツ店
車両価格(円) 1,605,273~1,939,091 1,598,400~2,138,400 1,454,760~2,005,560
排気量 1.3L 1.5L 1.5L 1.2L
JC08モード
燃費率(㎞/L)
14.6~15.0 19.0 19.4~25.4
値引き予想額(万円) 25~27 27~30 23~25
リセールバリュー
(A・B・C)
B C B
発売年月日 2005年12月 FMC 2008年11月 FMC 2010年12月 FMC
最終変更時期 2014年8月 一部改良 2014年11月 一部改良 2015年4月 仕様変更
同クラス人気度
(A・B・C・D・E)
D D C

トヨタ bB

消えゆく運命なら最後に大幅値引きを期待

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 現在のグレードは4WDと「Lパッケージ」が廃止され、「Z」と「S」そして「煌」のみで選ぶ範囲は極めて少ない。販売台数からして拡販車種ではなく在庫の心配もある。大幅値引きを狙うなら他社との競合は必要。1.5Lなら日産「キューブ」が競合相手になる。はからずもメイン車種とは言えない同士であり、値引きを引き出すのは好都合だ。

 1.5Lなら上級装備の「煌」狙いだがベースの「Z」とは20万円以上の差があり、扱われるネッツ店でも販売する大ヒット車「アクア」も余裕で購入出来るだけに躊躇する。これは1.3Lの「煌」でも同じ状況だ。

 「1.3S」の見積と「1.5煌」を取り、最終的にその差額33万円をチャラにするのが第一目標。競合相手との比較交渉では最後の一手としてカローラ店扱いの「ルミオン」や「ラクティス」を絡めることも必要になる。値引きが「bB」を上回るかどうかは微妙だが、選択肢は他にもあるということを示す混乱作戦といったところか。

bB保険料と新車値引き

日産 キューブ

フルモデルチェンジ前のビッグチャンス到来

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 「bB」に先立ち、独特のフォルムと個性を持つコンパクトカーとして人気を博したのは初代、そして2代目。しかし、走行性能も室内スペースも向上したはずの現行モデルになってからは、日産のコンパクトカーとしては「ノート」の陰に隠れてしまっている。つまり、数多いコンパクトカーのラインナップに埋没してしまっている「bB」と同じ状況とも言える。
しかし、大きな違いは後継モデルの存在で、2015年春夏にもフルモデルチェンジ発売される予定なのだ。そして3列シート車が加わることで、ライバルは「bB」ではなく「シエンタ」もしくは「フリード」に変わるようだ。

 したがって「キューブ」の値引きの理由は新型の登場が近いモデル末期車だからということになる。そうなると他社の競合車種というより、まだ見ぬ新型を引き合いに出しての値引き交渉になります。間違いなく魅力アップするはずの新型を見てからにしたいと思うのは購入する側の当然の心理であり、売る側は現行車種を売りたいのはまた当然の心理です。両者の問題を解決するのは言うまでも無く値引き。現行車種にするならばそれなりの条件が出るまで納得しないことです。

キューブ保険料と新車値引き

ズズキ ソリオ

地道に支持を拡大中 値引きも控えめ

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 「bB」のライバルというには車格も価格もひとクラス下の1.2Lエンジン搭載車ですが、「bB」の1.3L車なら競合する可能性は高いでしょう。広い室内スペースと低燃費を誇り、目立たない存在ながらもいつの間にか「bB」「キューブ」を上回る販売を続けています。
軽トールワゴンのような無駄のないパッケージングが魅力ですが、そのため軽っぽいチープさも捨てきれません。それでも月販3千台前後をキープしているのは、広い室内スペースと低燃費に徹した車造りが評価されているからでしょう。

 低価格設定のため値引きは思ったほどではないのですが、4WDや上級グレードなら「bB」「キューブ」並みと思われます。グレードとしては、リセールバリューを考えてデュアルジェットエンジン仕様の「X-DJE」か「S-DJE」。お好みで「バンディッド」。競合車種には上記2車同様にOEM車両の三菱「デリカD:2」も加えてみましょう。店舗数も少ないのですが、必ず良い条件を引き出すことが出来るでしょう。

ソリオ保険料と新車値引き

不利な状況の車種こそ安く買うチャンス

 ネッツ店で扱われる「bB」の立ち位置は微妙だ。ネッツ店のラインナップには「イスト」「アクア」「ヴィッツ」「スペイド」と数多く、またトヨタの別チャネルでは「ポルテ」「ラクティス」「カローラ」「ルミオン」「パッソ」「シエンタ」と豊富だ。この中で販売が極端に低迷しているのが「イスト」「ルミオン」そして「bB」だ。

 ハッチバックとしては燃費も悪く、室内が広いと言っても3列シートがあるわけでもない。同じ状況なのが日産の「キューブ」。魅力ある独自の世界観を持つコンパクトカーだが、現在のコンパクトハッチにユーザーが求めるのはまず燃費。これをクリア出来ない車種は選択肢から最初にはずれてしまうことになる。個性はその次、またその次だ。「ソリオ」はこれをパスし生き残ることに成功している。

 日産は「キューブ」のモデルチェンジで問題を解決。トヨタは「bB」の開発をあきらめたようだ。したがって、この2車の値引きが大きいと判断するには十分な状況とは言えるでょう。

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