スポーティ軽自動車の値引き比較(キャストスポーツ・N-ONE・アルトターボRS)

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 2015年9月に発売され、世界観が異なる3つのバリエーションが特徴のキャストシリーズ。

そして10月、最後に登場したのが「キャストスポーツ」。

先に発売された「キャストアクティバ」がクロスオーバーSUVテイスト、「キャストスタイル」がレトロなデザインの上級装備で都会派テイスト。

そして「キャストスポーツ」は専用サスペンションチューニングを施し、ターボエンジンのみのスポーツテイストとなっている。

 キャストシリーズは発売以来販売は好調で、10月の統計では月販目標の5千台を超え、「ムーブ」を凌ぎ「タント」に次ぐダイハツの主力車種に躍り出ている。

3つのバリエーションの内、比率がもっとも高いのはクロスオーバーSUVブームにうまく適合した「キャストアクティバ」。

それに比べて、最も比率が低いであろうと思われるのが「キャストスポーツ」だ。

ターボとスマアシを備えた高価格のモノグレードしかないのがその最大の理由とされています。

 そこで「キャストスポーツ」と、購入検討時に比較するであろうライバルと、値引きという側面から比べてみました。

値引き比較表

キャストスポーツ N-ONE アルトターボRS
車両価格(円) 1,620,000
~1,744,200
1,185,000
~1,728,000
1,293,840
~1,437,480
JC08モード燃費(㎞/L) 24.6~24.8 23.6~28.4 24.6~25.6
値引き予想額(万円) 7~9 11~13 8~10
リセールバリュー(A~C) B B A
発売年月日 2015年10月 2012年11月 2015年3月
同クラス人気度(A~E) B C A

ダイハツ キャストスポーツ

コンパクトカー以上の価格 コンパクトカー以下の値引き

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 発売から一か月で受注台数が2万台に達したというキャスト。

もちろん今回発売された「キャストスポーツ」は含まれていない数字ですから、3つのバリエーションが揃ったことでさらに販売は拍車がかかることでしょう。

 「キャストスポーツ」はモノグレード。

そのため2WDと4WDの違い以外に選択肢はありません。

その内容はターボエンジンとスマアシが標準装備の上級装備バージョンとなっており、車両価格は2WD車で162万円とシリーズ中最も高価なものとなっています。

「キャストアクティバ」「キャストスタイル」がNA車やスマアシ非装着車など、ともに122万円台からラインナップさせているのとは異なり、選択肢の狭いモデルとなります。

 「スポーツ」の名を冠してはいるものの、予想されるターゲット層を、生活に余裕がある40~50歳台にしたことでの価格設定なのでしょうが、専用サスペンションチューニングまで施したのにかかわらず、若者に手の出せない価格にしたのには疑問が残ります。

年齢層を考えたとしても、4~5万円ほど追加すれば「コペン」に手が届くのですからなおさらです。

キャストスポーツの値引き

 160万円台なら同社の「ブーン」を含め、ほとんどのコンパクトカーが購入出来るでしょう。

では値引きはコンパクトカー並みに可能なのかというと、そうではありません。

軽自動車でも高額な「キャストスポーツ」は、例えば同社の「ミライース」よりは当然利益率も高いのですが、値引きの限界はかなり低いと言わざるをえません。

また、出来立ての新機種という事と、販売が好調であるということがさらに交渉を難しくさせています。

 競合相手を探してもここまで高額なスポーツテイストの軽自動車は数少ないので、むしろコンパクトカーと相見積もりさせた方がいいでしょう。

スズキの「スイフトRS」や「スイフトスポーツ」はほぼ同価格帯のグレードがありますので、交渉材料としては都合が良いでしょう。

目標を車両価格の10%に置けば、金額がわかりやすくなります。

スズキ アルトターボRS

ライバルとするのは異種格闘技以上に無理が

アルトターボRS

 「キャストスポーツ」と同じく、専用サスペンションチューニングを施し、ターボエンジンのみのスポーツテイストの「RS」ですが、その性格はかなり違います。

軽自動車の規格と自主規制によって、スペック自体に差は見られませんが、「キャストスポーツ」が「ムーブ」、「アルトターボRS」は「アルト」がベースということもあり、180㎏の車両重量と10㎝の全高の違いは、両者の走行性能にあまりにも異なる印象を与えます。

 ターゲットとなるユーザー層は異なるとは言え、2WD車で約130万円という価格は「キャストスポーツ」より30万円も低く、年齢層が高いユーザーであっても大きな差です。

実際には「アルト」購入者の大部分が「ターボRS」も検討していると見られ、幅広い層に人気があるようです。

アルトターボRSの値引き

 値引きに関しては、「アルト」の上級モデルと同様に13万円オーバーを狙いたい。

「キャストスポーツ」は競合車種としては価格が離れすぎているため、「N-ONE」のターボモデルなどがいいでしょう。

やや話題性が薄れてきているので値引き交渉には期待が持てます。

ホンダ N-ONE

販売不調なれどもパワフルなライバル

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 トールワゴンに分類される「N-ONE」は「キャストスポーツ」と比較する上では最適なモデルでしょう。

ターボ車の「ツアラー」は特にスポーツテイストは感じられず、やや物足りなさを感じますが、NA車を含めてクラストップのパワフルさを持っています。

低全高タイプの「LOWDOWN」は名称こそカスタムスポーツのようですが、実は立体駐車場の利用を考慮して車高を下げたモデルです。

N-ONEの値引き

 トールワゴンとしては高め設定の「N-ONE」ですが、「キャストスポーツ」よりはまだまだ低め。

販売は非常に低調に推移しているので値引き交渉は他の「N 」シリーズよりは組しやすいでしょう。

話題性のある「キャストスポーツ」を含め、その他トールワゴンとの相見積もりで15万円ほどの値引きがターゲットになるでしょう。

ダイハツ ムーブカスタム

最大のライバルは身内にいる

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 キャストシリーズのベース車ですが、「ムーブカスタム」は明らかにスポーツ&カスタムムード満載で、特に「RS」や新設定の「RSHyper」などは最終的に「キャストスポーツ」最大の競合車になっているといっていいでしょう。

割高と思われる「キャストスポーツ」ですが、「ムーブカスタムRSHyperSAⅡ」はそれ以上の高価格になっており、「キャストスポーツ」が高いと不満を持つユーザーを説得する車種にもなりそうです。

しかし、大きな違いはそれ以外のリーズナブルなグレードを選べること。

このことが最終的にどちらを選択するかの決め手になるでしょう。

ムーブカスタムの値引き

 値引きに関しては、「ムーブ」シリーズの人気を牽引する「カスタム」は好調な販売成績を維持していますが、「N-W
GNカスタム」や「ワゴンRスティングレー」「デイズハイウェイスター」など同仕様の他社ライバルは多く、相見積もりは有効な手段になります。

そして、「キャストスポーツ」以上は確実なはずですが、「キャストスポーツ」の販売台数が伸び悩んだ場合には、立場は逆転する可能性があります。

そしてその可能性は大なのです。

販売格差が明白になった時がチャンス

 販売が好調な滑り出しの「キャスト」シリーズ。

ラインナップがライバルのスズキに比べて手薄なダイハツにとって一気に3車種が加わりディーラーも大賑わいだが、しばらくすると3つのバリエーションの優劣がハッキリしてくるでしょう。

「キャストアクティバ」はスズキの「ハスラー」人気にあやかって主力となる可能性があるものの、「スタイル」「スポーツ」は台数が伸びないはず。

もともとの生産比率もその通りになっているはずですが、メーカーの思惑以上に販売格差が現れると、在庫に大きな差が出てくるでしょう。

ユーザーにとってはそれこそが大幅値引きのチャンスと言えます。

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