新車購入時の競合車種の選び方

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 新車を購入する際ほとんどの方は競合車種を探し、相見積もりをして値引きを引き出すという方法を考えるのではないでしょうか。しかし、適切な競合車種を選ばなくては無駄な努力になりかねません。そこで、代表的な例を使い有効的な競合車種を選んで見ました。

例その(1) コンパクトカー

日産ノートの場合 競合車種:ラクティス・デミオ・フィット

 今一番勢いのあるコンパクトカーといえば、スーパーチャージャー搭載の「ノート」でしょう。ポイントとなるのが低燃費と広い室内。価格は140~170万円台。競合車種としてミスマッチなのは「アクア」。同じく大ヒット中のライバルではあるもののHYBRID専用車でもあり、あまりに好調なため値引き額が多くは提示されないので意味がない。同じトヨタなら「ラクティス」。「アクア」に比べて苦戦しており販売台数も前年同月比で大きく落ち込んでいるので、値引きする条件は揃っている。理想的なのはマツダの「デミオ」。SKYACTIV技術で低燃費を誇るが、旬は過ぎておりいつもの値引き販売に戻っている。初見から「ノート」以上の提示額が望めるので最適。次がモデルチェンジ間際の「フィット」で、さすがの好調さも今年に入ってからは失速気味で、新型登場までは値引きしか手がない状況だ。

例その(2) 軽自動車

スズキ ワゴンRの場合 競合車種:ムーブ・デイズ・フレア

 好調な軽自動車市場をけん引するトールワゴンクラスの代表だが、2013年に入ってやっとヒットし始めたといってもいいくらい、ダイハツ「ムーブ」に押さえつけられていた。当分両社の争いは続くので、やはり競合相手は「ムーブ」で問題ない。ホンダ「N ONE」も人気で一度は見に行くと思うが、競合相手には向かない。わが道を行く感じだ。発売前でもスズキの営業マンが気にしているのが「日産デイズ/ 三菱新型ekワゴン」だ。実際に見積もっても値引きはされないが、スズキサイドが正式登場前に契約を急ぐ可能性がある。最後発だけにすべての面で上回っているはずだからだ。マツダの店舗が近くにあればOEM車の「フレア」も一考したい。OEM車、特に軽自動車の場合、条件提示が一度で可能な額がすぐに提示されやすい。上限がハッキリしており、だめならだめで結論を早く出す方向だ。

例その(3) ミニバン

日産 セレナS-HYBRIDの場合 競合車種:ノア・ステップワゴン

 多くの場合、ホンダの「ステップワゴン」を競合車種にあげるが、現在ではフルモデルチェンジイヤーに入ったトヨタの「ノア」が最適。現行モデルが値引きするのは当然で、デビューが秒読みに入る6月には在庫販売になり、より買い得感ある実勢価格になる。それだけで条件的には「セレナS-HYBRID」に対して効果的だが、日産としては新型の登場前に決着をつけたいはず。発売時期が未定な「ノアHYBRID」がティザーされ始めたら「ナンチャッテHYBRID」の「セレナS-HYBRID」は大打撃を受けるからだ。今のうちにクラストップの元、大幅に値引いてでもユーザーを刈り取るはずだ。

解説

 競合車種は現在販売台数を競っているライバルが常識だが、新型の登場が決定している車種が理想だ。現行モデルも大きく値引きをしているので、合い見積もりには最適。そして新型の話もしてみると、まだ見えぬ敵相手に結論を急がせる作戦(値引き)に出てくれる。苦戦中の同クラス車もいし、絶好調のライバルは避けるのが賢明です。

 また、OEM供給車や姉妹車などのような、同型車種も有効でしょう。表向きは値引き競争はしない事にはなっているものの、購入者にとっては関係ないし、営業マンももきれいごとは言ってられない。結局、販売店側ではひと悶着ある場合も多いが、ライバル車種が見つからない場合には有益。ただし、同系列他店舗間での競合はお勧めしない。後味も悪く、自宅から離れた店舗で購入することになった場合、後々のトラブルなどで近くの店舗を利用しずらくなる。
 クルマは買ってしまえば後はどうでもいいといった商品ではなく、店舗やスタッフとの付き合いも含めた長い付き合いが出来るかどうかも、価格に代えがたい条件だと思います。

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