新車の買い得な購入時期

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 現実には車両価格が変わるわけではありませんが、他の多くの商品同様に、クルマも時期によって大々的に売り出しを行ったり、積極的に拡販対策を行う場合があります。そんな時を利用すると、めんどうな駆け引きなく、楽にいい条件で購入出来たりします。そんなお得な時期はいつなのか。

週末の展示会

 今では毎週末がセールという状態なので、特別な意味合いはなくなってしまっているが、週ごとの目標達成のためには、販社、店舗、営業マン個人にとっては重要。通常は土日に来店し商談と試乗を済ませ、翌週の平日あるいは翌週末に契約という流れだ。

月末

 受注・登録してナンボの世界なので、登録車の場合は車庫証明の関係で、25~26日が最後のチャンス。軽自動車はもう少し余裕がある。既に商談中であればギリギリまで営業マンが攻めてくるでしょう。どうせなら最後の土壇場までねばれば、それまで無理だった条件が出る可能性がある。但し、登録可能な在庫車に限る。

決算期

 決算セールと銘打って、チラシやDMを打つのでわかるはずです。販社にとっては大変重要なポイントで、年間目標台数に達するかどうは死活問題。各種販売対策費が出るので、店舗では通常の値引きに加えられ、利益を落とさずに値引き額を拡大できる。在庫車、特に長期在庫車は非常にお得になる。

年末、年始のセール

 どんな商品も同じで、クルマも同様。各種対策もあるが、どちらかというと勢いがすべてのお祭りだ。厳密には、稼働日数の少ない12月と1月の台数稼ぎであり、翌週から長期の休みに入るので、結論を早く出してくれるというメリットがある。顧客の代替が中心とした内容が多い。

モデルチェンジ前

 もちろん新型車を売るためだが、店舗・営業マンにとっては現行車種を売る最後のチャンス。新型の告知を話題にして現行モデルを買い得感ある条件で進める。新型をティザーされた上なので、当然ふつうの条件では誰も買わない。メーカーも黙認の激安になる。大々的な告知は、新型の予約会となり、顧客に対しての代替促進に重点を置き、新型を購入させるか、現行モデルを押し付けられるかの判断材料となる。在庫車種が少なく、希望のグレード、ボディーカラーが選べない可能性がある。

他社ライバル車種のモデルチェンジ前後

 特にライバルがハッキリしていて、常に競合する場合は、そのクルマを扱うディーラー以上に力を入れる。銘柄指定の対策金がメーカーから出るため、値引きと下取りは登録車の場合、5~10万円程度上乗せされる。例えば、新型クラウンが発売された時期には、下取り車がクラウンであれば査定プラス10万、さらに「フーガ」の値引きにプラス5万、クラウンが競合している材料(見積もり書など)があればさらに5万円という対策が日産販社にはある。しかし内訳はよほど親しい営業マンがいないとわからない。

開店セール

 めったにないが、出会う事があればチャンスだ。メーカー社員や、販社役員などの応援もあり、お祭り騒ぎに乗じて、上役の了解が即決で出て気持ちがいい。また、関連パーツメーカーの関係者も応援に来ており、タイヤ/ホイール、オーディオ/カーナビ、エアロパーツなどがお買い得価格になったりする。クレジット会社の担当者も在中し、話が早い。展示車や試乗車も優先的に配車されており、遅い時間までにぎわう。

解説

 車両価格もメーカーからの仕入れ値も1年を通して変わるわけでもなく、365日いつでも売りたいはずであるのにかかわらず、セールが存在するのは人間の購買における心理にほかならない。いつもと違う、ほかの人より得、という優越感をあたえるため、メリハリをつけるのだ。営業マンが値引きするのは限界があり、基本的にそれは1年中変わらない。
販社独自、あるいはメーカーから販売対策などのプラスアルファがあった時に初めて変わるのだ。それはけっして公表されない事柄なので、親しい営業マンがいれば情報の入手は可能だろう。

 だからといって、クルマの購入時期を何か月も伸ばすのはどうでしょうか。買いたくなったら、その時期に少しでもお得な方法を探すのがベストです。営業マンに聞くと、「自分は毎日がセール中で、特売状態」だそうです。

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