ミライースの新車値引き交渉のポイント
値引きは期待できず
値引き目標 0~3万円
発売直後は値引きが望めないのは当然ですが、軽自動車の中でも低価格設定なので、モデルチェンジ直前でも一桁台の値引きであっただけに当分の間は販売対策の数万円か、オプションサービス止まりか。
あるいは下取り査定額のアップ程度となるでしょう。
ライバルのスズキアルトとの競合もあるのですが、燃費競争を封印したように、値引き競争も期待できません。
しかし、アルトも検討中であることは伝えておくべきで、新車販売時にあるすべての販売対策を出させることが必要となります。
下取り価格の重要性
ミライースの新車の購入時には値引き額と同様に下取り価格も重要になります。
いくら値引きをしてもらっても下取り価格を低く抑えられてしまっては意味がありません。
新車の値引き交渉を始めると同時に、下取り車の買取相場も調べておきましょう。
ディーラーの事情と思惑
燃費競争に終止符を打つ英断は吉と出るか
燃費は従来モデルと変わらなったことで肩透かしを食った気分ですが、実際には最高で80㎏もの軽量化が行われており、アルト並みの37.0㎞/Lも可能だったはずですが、ダイハツは燃費がほぼ限界で、これ以上は可能でも低価格が維持できなくなると判断。
軽量化で余裕が出来た分を安全性能と走行性能、そして高級感にあてています。
さらに、ユーザーが昨年の燃費不正問題で、カタログ燃費を信用していないこと、エントリーグレードではアルトを上回っていることなどで、十分な競争力があるとしています。
ダイハツディーラーにおいても、高級感や走行性能、居住性などアルトとの差別化がポイントとなりそうです。
ミライースの競合車種
スズキアルト
クラストップの低燃費でミライースを迎え撃つ
2014年12月にフルモデルチェンジされ、同日より発売を開始した8代目となるアルトは、650kgという軽い車重や市販車トップの37.0km/Lという低燃費、また初代アルトのようなシンプルさを目標に開発されました。
組み合わせられるトランスミッションは、グレードにより、CVT、5速MT、そしてスズキの乗用車としては初めて採用される5速AGS(ロボタイズドMT)が設定されます。
また、2015年3月11日には、14年3ヶ月ぶりとなるターボ車「ターボRS」を追加発売、そして12月にはよりスポーティーな仕様となる「アルトワークス」が約15年のブランクを経て復活し、バリエーションの豊富さがミライースを圧倒しています。
ミライースの保険料
安さだけで選ばないように
自動車保険はご自身のライフスタイルに合わせることが必要となります。
ミライースを選ばれる方は、自動車にかかわる経費をなるべく節約したいと思われているでしょう。
それでいて毎日のように車を使うライフスタイルの場合が多いようです。
そうなると、ただ保険料を安くするだけではなく、十分な補償も用意しなければなりません。
現在、保険会社では、基本となる保険契約のほかに数多くの特約を用意しており、保険料を安くするものから、補償を厚くするものまで選べるようになっているので、十分に検討することが必要です。
また、自信のない方は、対面型の代理店で、説明やアドバイスを受けることもできます。
※保険料率が記載されている場合は記事作成時点での参考資料であり、料率が見直されている可能性があります。
ミライースの車両概要
軽量高剛性ボディ「Dモノコック」、足回り部品の最適化、樹脂パーツの採用、内外装部品 の合理化・薄肉化などにより、従来型車より最大80kg の軽量化と空気抵抗を従来型比約3%低減した高い空力性能 、メカニカルロスを低減し、エネルギー効率を改善したエンジンにより、35.2㎞/Lの低燃費性能を実現している。
また、設計素質を考慮したデザイン開発や、低コスト化により、「B」グレードFF車で84.2万円の低価格を可能にしている。
Dモノコックを採用したパッケージングでは、圧迫感のない頭上空間と広い上方視界を確保するとともに、大人4人がゆったり乗れる広々空間を実現しつつ、街乗りでの使い易さを重視した操縦安定性と、高速走行での安定感ある走りを実現しています。
さらに世界最小サイズの高性能なステレオカメラを採用した「スマートアシストⅢ」により、歩行者対応の衝突回避支援ブレーキやオートハイビー ムなど高い安全性を実現 、また、軽自動車で初めて、フロント2個、リヤ2個のコーナーセンサーをグレード別に標準装備し、障害物に接近すると距離に応じてメーター内表示とブザー音で知らせる機能も持たせています。
スペック表
車両本体価格(円) | 842,400~ |
---|---|
JC08モード燃費 | 32.2~35.2 |
駆動方式 | 2WD 4WD |
全長 全幅 全高(㎜) |
3,395 1,475 1,500~1,510 |
室内長 室内幅 室内高(㎜) |
1,935~2,025 1,345 1,240 |
ホイールベース(㎜) | 2,455 |
最小回転半径(㎜) | 4.4 |
エンジン型式 排気量(cc) |
直列3気筒 658 |
最高出力 kw(ps)/rpm |
36(49)/6,800 |
最大トルク N・m(kgf・m)/rpm |
57(5.8)/5,200 |
乗車定員(人) | 4 |
車両重量(㎏) | 650~740 |