N-WGNの新車値引き交渉のポイント
値引き目標 3~6万円
混戦のハイトワゴンであり、新型でも値引きの声が聞こえても不思議ではないが、このところのホンダの新しい話題も大きく、販売台数もそれぞれクラストップを記録する勢いのため、年明けまでは厳しい。
2014年初頭には日産「デイズルークス」などが市場をにぎやかにするはずなので、しばらく静観したほうがよさそうだ。
お急ぎの方は競合車種に「デイズ/ekワゴン」をお勧めしたい。
軽主力メーカーより組しやすい。
下取り価格の重要性
N-WGNの新車の購入時には値引き額と同様に下取り価格も重要になります。
いくら値引きをしてもらっても下取り価格を低く抑えられてしまっては意味がありません。
新車の値引き交渉を始めると同時に、下取り車の買取相場も調べておきましょう。
ディーラーの事情と思惑
「N BOX」が販売台数でトップに立つ軽自動車市場だが、本来、販売台数のボリュームが一番大きいのが、このハイトワゴンクラス。
つまり、順当ならば、「N BOX」より売れる可能性があるのだ。
他銘柄を見ても、「スペーシア」より「ワゴンR」、「タント」より「ムーブ」の方が台数が出ている。
室内スペース最優先の「N BOX」よりも、取り回しと居住性が良く、「N ONE」ほど個性が浮き上がらない「普通」の軽ワゴンが登場したわけだ。
ディーラーも大喜びであるが、ライバルとガチンコ勝負になるため、今までのようにホンダらしさで押し切れなくなる。
「ダイハツ」「スズキ」両者の言わば”飯の種”との競合なのである。
N-WGNの競合車種
スズキ ワゴンR
2012年のフルモデルチェンジで燃費も向上したが、よもやの大苦戦。
マイナーチェンジした「ムーブ」に大差をつけられた。
2013年に入りようやくエンジンがかかり、3月にはトップの座を奪取。
ダイハツとの燃費競争により燃費は細かく上昇を続け、「エコクール」「エネチャージ」進化したアイドリングストップを搭載、JC08モード燃費率30.0㎞/Lはクラストップ。
ダイハツ ムーブ
サーモマネジメント技術を追求したイーステクノロジーで29.0㎞/Lの低燃費。
それ以外でもスマートアシストなど安全装備の採用も主婦層を中心に支持を集める要因となっている。
このクラスでは珍しい、横開きのバックゲートを発売当初より採用する。
日産デイズ/三菱ekワゴン
つい最近までは、上記2車が席巻していた軽ハイトワゴンクラス。
それが2013年には「Nワゴン」と、夏にデビューしたこの2車が加わって、大混戦となってきた。
2013年6月発売。
三菱との合弁会社「NMKU」が企画、日産が企画から関った初の軽自動車で、新開発の3気筒エンジンと副変速機付CVT、軽量ボディによって「Nワゴン」と同じ低燃費29.2km/L(JC08モード)を実現している。
三菱の「ekワゴン/カスタム」が姉妹車として同時発売された。
N-WGNの保険料
最近では、「Nワゴン」のように、軽自動車にも、「低速域衝突軽減ブレーキ」などの技術が盛り込まれるようになりましたが、100%安心とはいえません。
万が一のために、充実した内容の自動車保険に加入しておくべきでしょう。
自動車保険を安くすることに夢中になり、本来の意味を見失ってはいけません。
自動車保険の契約内容は、対人賠償が無制限となる以外は、全ての項目で付帯の有無、もしくは保険金額の設定を選択することができます。
保険料の負担を考慮して、人身傷害補償を外したり、新車を購入したため、車両保険に入ったりと、加入者の事情によって選ぶことが可能です。
また、「対物賠償」によって、相手の財産(車両、家屋)などを壊してしまった場合にも補償を受けられます。
相手の財産とは車両以外に、例えば店舗に突っ込んで営業できなくさせてしまった場合、建物の修理費用のほか、休業補償、従業員の給与なども保険がカバーしてくれます。
したがって対物賠償も無制限とすることが必要です。
さらに、加入者がケガを負ってしまった場合にも「搭乗者傷害保険」「人身傷害補償保険」「自損事故保険」などで補償を受けられます。
また「車両保険」に加入していれば、自分の愛車だってしっかりカバーしてくれます。
事故は起こさないのが一番ですが、万一に備えておきましょう。
※保険料率が記載されている場合は記事作成時点での参考資料であり、料率が見直されている可能性があります。
N-WGNの車両概要
ホンダの新世代軽自動車ラインアップ「Nシリーズ」の第4弾が「Nワゴン」。
軽自動車で最も人気の高いクラスのこのハイトワゴンは、スペックや充実した装備だけでなく、1歩先の満足感を目指す「最強欲張りハイトワゴン」がコンセプト。
また軽自動車にも安全性を求られるため、アクティブ・パッシブ両面でのセーフティ性向上も追求している。
ラインナップはこれまでのNシリーズ同様「Nワゴン」「Nワゴンカスタム」の2ラインアップとして、それぞれに個性化を持たせている。
パワートレーンは他のNシリーズ同様S07A型 直列3気筒DOHC の自然吸気&ターボとCVTを採用しているものの、内部を全面的に改良し、数多くの技術を投入。
CVTも軽量・コンパクトにされ、空気抵抗の低減や軽量化とともに、クラストップのパワーを誇りながらも29.2km/LというN-ONEを2.2km/L上まわるJC08モード燃費を達成させた。
安全性能では、VSA(ABS+TCS+横すべり抑制)、ヒルスタートアシスト機能、エマージェンシーストップシグナルなどを全車標準装備。
あんしんパッケージとして、「シティブレーキアクティブシステム(低速域衝突軽減ブレーキ)も採用している。
後席にも乗員を座らせる機会が多く、居住性を優先する傾向がある軽ハイトワゴンだが、広いラゲッジ容量が必要になるシーンも出てくるために、リアシートは前後に200mmスライドする方式を採用。
リアシートを後端まで下げると、前後席の距離がハイトワゴンでトップクラスの1110mmとなる。
ホンダ独自のセンタータンクレイアウトによって生み出されるリアシート下のスペースは、「リアシートアンダートレイ」、ラゲッジ側は2段フロア式の収納スペースとしている。
スペック表
車両型式 | DBA-JH1 JH2 |
---|---|
車両価格(円) | 1,131,000~1,630,000 |
車両寸法(㎜)全長×全幅×全高 | 3,395×1,475×(1,655~1,675) |
室内寸法(㎜)長×幅×高 | 2,055×1,355×1,300 |
ホイルベース(㎜) | 2,520 |
乗車定員(名) | 4 |
車両重量 (㎏) | 820~920 |
JC08モード燃費(㎞/L) | 23.0~29.2 |
駆動方式 | 2WD 4WD |
ミッション | CVT |
最少回転半径(m) | 4.5~4.7 |
エンジン型式・排気量(cc) | S07A DOHC直列3気筒 658 |
最高出力 kw(ps)/rpm |
43(58)/7,300 47(64)/6,000 ターボ |
燃料タンク容量(?) | 30 |