レジェンドの新車値引き交渉のポイント
値引き目標 28~30万円
「レジェンド」を検討する新規の個人ユーザーに対してはある程度の値引きを提示し、購入の意思を確認することが重点におかれるでしょう。車両価格680万円という車種に対しては、数万円を巡って攻防を繰り広げることにはならないでしょう。こちらから条件を提示し飲めるか飲めないかを検討してもらって方が話がより現実的になります。利益率の高い車種なのでディーラーとしては是非とも売りたい車種ですが、いたずらに長引く商談は避けたいはず。条件次第で購入する姿勢を示すのが重要です。
下取り価格の重要性
レジェンドの新車の購入時には値引き額と同様に下取り価格も重要になります。
いくら値引きをしてもらっても下取り価格を低く抑えられてしまっては意味がありません。
新車の値引き交渉を始めると同時に、下取り車の買取相場も調べておきましょう。
ディーラーの事情と思惑
11月10日に発表した「レジェンド」の発売日は2015年1月22日としていた。当初、2014年12月15日の予定だったが、発表会直前にに変更されていた。そして2度目の延期で「2月20日」に発売されることになった。新車の発売は発表日と同時もしくは、発表日から1カ月後というのが一般的だ。発売日を2度も変更するのは異例ともいえる。
最上位車種である「レジェンド」は680万円と高価なため、月間の販売目標も300台にすぎないとはいえ、ディーラーサイドとしては、再三にわたる発売の延期ですっかり信頼が損なわれ、数は少ないものの乗客である新型「レジェンド」の予約客への対応に追われたことが想像できる。昨年はリコール問題で営業どころではなかったディーラーにとって、2015年こそは安心して新型車を販売できることが出来るのでしょうか。
レジェンドの競合車種
トヨタ クラウンマジェスタ
「レジェンド」とほぼ同じ価格帯の同車はクラウンの上位に位置し、クラウンと旧セルシオの隙間を埋める車種として設定されたのがクラウンマジェスタである。 サイズ的には「レジェンド」とほぼ同じだが、14代目クラウンのホイールベースを75mm延長し(レジェンドよりも75㎜長い)、しかも延長分すべてを後席スペースの拡大に充てており特に足元は「レジェンド」より広さがある。
日産 フーガハイブリッド
2010年11月に、同社のFR乗用車としては初のハイブリッドカーとして設定された。パラレル方式のハイブリッドシステムを採用。搭載されるモーターは出力が50kWとなり、モーターのみのEV走行のできるフルハイブリッドでもある。
有効室内長については発売時点でクラストップを誇る。高価格なイメージの同車であるが、「レジェンド」と比較すると意外とリーズナブルで、「レジェンド」の680万円は最上級グレードの「ハイブリッドVIP」に相当する。
レジェンドの保険料
ハイブリッドカーや電気自動車などが税制面で優遇を受けられることは知られていますが、自動車保険の保険料も安くなることがあるのをご存じでしょうか。加入車両がエコカーである場合に、保険料を安くする保険会社が増えてきているのです。これが「エコカー割引」です。割引率は3%や1,000円~1,200円といったところです。保険会社によって、「低公害車割引」といった名称になっている場合もあります。また割引きの対象となる車種も保険会社によって異なるので、自分の車が本当に対象になるのか確認することが重要です。
また、自動車保険は事故時の対応やアフターサービスなど、総合的に保険内容を見て判断しなければいけません。各種割引制度も判断材料の一つとして考えるが賢明でしょう。
※保険料率が記載されている場合は記事作成時点での参考資料であり、料率が見直されている可能性があります。
レジェンドの車両概要
2015年2月20日にフルモデルチェンジし発売されたホンダのフラッグシップサルーン。3モーターハイブリッドシステム「Sport Hybrid SH-AWD」を採用するハイブリッド専用車で、フロントに最高出力314ps(231kW)のV型3.5Lエンジンと、最高出力47psの電気モーター1基を内蔵した7速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)をリアに出力37ps(27kW)の電気モーターを左右1基づつ搭載し、システム出力81ps(276kw)、JC08モード16.8km/Lの燃費が両立される。
歩行者への衝突回避を支援する世界初の「歩行者事故低減ステアリング」や、車線維持支援システム、路外逸脱抑制機能等を「Honda SENSING(ホンダ センシング)」として搭載。また、シフトはホンダ初のエレクトリックギアセレクターになり、パーキングブレーキも電子制御式になった。
スペック表
車両価格(円) | 6,800,000 |
---|---|
車両寸法全長×全幅×全高(㎜) | 4,995×1,830×1,480 |
室内寸法(㎜)長×幅×高 | 2,080×1,540×1,155 |
ホイルベース(㎜) | 2,850 |
乗車定員(名) | 5 |
エンジン型式・排気量(cc) | V型6気筒SOHC3,471 |
最高出力 kw(ps)/rpm | 231[314] / 6,500 |
最大トルクN・m(kgf・m)/rpm | 371[37.8/4,700 |
モーター型式・種類 | HI・交流同期電動機 |
動力用電池 | リチウムイオン電池 |
電動機最高出力 kw[ps]/rpm |
(前)35kW[48PS]/3,000rpm (後)27kW[37PS]/4,000rpm(1基当り) |
電動機最大トルク N・m(kgf・m) |
(前)148N・m[15.1kgf・m]/500-2,000 (後)73N・m[7.4kgf・m]/0-2,000(1基当り) |
車両重量(kg) | 1,980 |
JC08モード燃費(㎞/L) | 16.8 |
駆動方式 | 4WD |
ミッション | 7速オートマチック |