S660の新車値引き交渉のポイント
値引き目標 0~5万円
この車種の値引きは期待しない方がいいいでしょう。少しでも早く手に入れられるだけで良しとする以外はないでしょうか。見積金額の端数プラスディーラーオプションから少し割引出来れば上々。値引きにこだわって交渉を長引かせても、他のユーザーに先に納車されるだけ損します。この手の人気車種を少しでも早く手に入れるには、グレードやボディーカラーにもこだわらないこと。
納期のかかる車は必ずキャンセルが出ます。納期が決まった時点で支払方法を決めて正式契約となるのですが、数か月たつと、経済業況や購入意思の変化も起きます。
そもそも仮契約を急がされるので、2シーターオープンを所有できるはずのない人や、そもそも購入不可能な若い人が勢いで発注する場合も多いので、キャンセル数はかなりの数になります。そんな時の為に、グレードやボディーカラーを柔軟にして、ディーラーから情報を密に貰える人間関係を作っておくことが重要です。
下取り価格の重要性
S660の新車の購入時には値引き額と同様に下取り価格も重要になります。
いくら値引きをしてもらっても下取り価格を低く抑えられてしまっては意味がありません。
新車の値引き交渉を始めると同時に、下取り車の買取相場も調べておきましょう。
ディーラーの事情と思惑
正式発表以前から話題を集め、発表後は公式サイトでも納期の遅延が伝えられるように、納期がいつになるのか予想が出来ないほどの人気ぶり。しかし、ディーラーとしては喜んでばかりではないようです。商談回数も多く、価値契約もかなりの件数になっているはずですが、納期が長いためにキャンセル数はかなり多くなるのは覚悟しているでしょう。
納期が半年を超えると、キャンセルは5割りほどになるケースもあります。当然、毎月の飯の種にはならず、キャンセル防止のためのケアも必要となり、営業マンの負担も多くなります。新型「ステップワゴン」の販売に力を入れたいディーラーサイドとしては、「なぜこのタイミングで・・」というのが正直な思いではないでしょうか。
S660の競合車種
ダイハツ コペン
だれもが考える競合車種ですが、同じ2シーターオープンとは言え、かなり違うコンセプトの両車。快適なオープンスポーツとして電動トップを備える「コペン」は、快適と便利をそぎ落とした「S660」は真逆なクルマと言えます。時を遡れば「ビート」と旧「コペン」の関係も同じでした。その時は、大ブームを起こした「ビート」に対し、最後まで生き残って販売を継続したのは「コペン」でした。今回も両車のコンセプトは変わらないようですが、二回戦の結果はどうなるでしょう。
マツダ ロードスター
内外を問わず、もっとも成功したオープンスポーツカーがこの「ロードスター」。その最新モデルがいよいよ登場する。歴代モデルの中でも、初代に次ぐインパクトがあるだけに、「S660」フィーバーもこの車がデニューするまでではないかとも言われるほどです。ダウンサイジングされるとは言え軽自動車ではないので、そのパフォーマンスは比較にならず、車両重量も1トンを切ることが、さらに評価を高んうぇています。
そして、車両価格もかなり接近しているので、流行りとなりそうなのが、「S660」を取りあえず注文しておいてから、「ロードスター」を実際に見て判断するやり方。納期がかかる車種を待つだけでは面白くないので、その間にもう一つ気になる車も検討できれば、いう事なし。
S660の保険料
車の購入時には「車両料率クラス」に注目してみましょう。「車両料率クラス」が違うことで保険料に差が出ます。自動車保険の「型式別料率クラス制度」とは、車(自家用普通乗用車または自家用小型乗用車の場合)を型式ごとの保険事故の実績に基づいて9つの料率クラスに区分し、それが自動車保険料に反映される制度です。料率クラスが上がるほど保険料が高くなり、下がるほど保険料が安くなります。
自動車保険の「型式別料率クラス」は、毎年見直されます。
ところが軽自動車ではこの「車両料率クラス」が適用されません。つまり、「S660」のようなスポーツカーであっても、「ミライース」のようなファミリーカーでも、条件が同じなら、保険料も変わらないのです。こんなことからも、「S660」の人気が高くなるのでしょう。
※保険料率が記載されている場合は記事作成時点での参考資料であり、料率が見直されている可能性があります。
S660の車両概要
2015年4月発売。オープンカーではあるが、実際には「ロールトップ」と呼ばれるルーフの開閉部分は頭上のみなので、タルガトップに近い。外したロールトップはフロントフード内にあるユーティリティボックスに収納が可能となっている。また、座席後方にはリヤパワーウインドゥと呼ばれる小窓があり、風の整流調整とエンジンサウンドを堪能できるようになっている。
エンジンにはS07A型ターボエンジンをベースにした改良型を搭載するが、痛快なハンドリングを実現すべく、横置きミッドシップレイアウトとすることで最適な重量バランスとしている。トランスミッションにはMTとCVTの2種類を設定しており、MT軽自動車初の6速MTを採用。シャーシーは完全新設計で、4輪ストラットを採用すると同時に「アジャイルハンドリングアシスト」が軽自動車で初めて採用された。
スペック表
価格 | 1,980,000~ |
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車体寸法(㎜) | 3,395×1,475× 1,180 |
室内寸法(㎜) | 895×1,215 ×1,020 |
ホイルーベース | 2,285 |
車両重量(㎏) | 830~850 |
乗車人員 | 2 |
エンジン型式・排気量(cc) | S07A直列3気筒658 ターボチャージャー |
最高出力 (kw/ps)/rpm | 47[64]/6,000 |
最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) | 104[10.6]/2,600 |
駆動方式 | MR 2WD |
トランスミッション | 6MT CVT |
JC08モート゛燃費 (㎞/L) | 21.2~24.2 |
タイヤサイズ |
前輪165/55R15 75V 後輪195/45R16 80W |