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アコードハイブリッドの新車値引き交渉のポイント
値引きはあまり期待出来ず
値引き目標 5~10万円
マイナーチェンジ前から値引きとは無縁のフラッグシップモデルだけに、マイナーチェンジ後はさらにシビアになることが予想されます。
月間販売目標250台に絞っているので、目立った拡販対策もないようだ。
それでもホンダディーラーにとっては利幅の大きい車種だけに、競合車種をたてて交渉すれば可能性はある。
下取り価格の重要性
アコードの新車の購入時には値引き額と同様に下取り価格も重要になります。
いくら値引きをしてもらっても下取り価格を低く抑えられてしまっては意味がありません。
新車の値引き交渉を始めると同時に、下取り車の買取相場も調べておきましょう。
ディーラーの事情と思惑
目標自体が低くディーラーとしては客寄せ効果を狙うのみ
国内のミディアムクラスで、トヨタ勢を圧倒する燃費と走行性能を誇る「アコードハイブリッド」。
しかし、そのミディアムクラスのセダン自体が、例えトヨタであっても販売が低迷しており、「アコードハイブリッド」も立ち上がりからPHVと合わせても1000台の月間販売目標で、マイナーチェンジジ後もハイブリッド単体で250台と、非常に少なめ。
価格帯は400万円前後であり、高いといわれているが「クラウン」クラスのハイブリッド車と同等程度。
しかし、400万円の車に見えない車格感がネックとなりライバルになりえません。
「カムリ」「SAI」とはガチンコのライバルながら、このクラスだと割高になります。
マイナーチェンジで内容はさらに進化しているのですが、販売に結び付かないのがディーラーとして辛いところ。
ショールームにお客さんを呼び込み、「ホンダの技術は凄いでしょう」とし、改めて「フィット」の商談をするといったところでしょうか。
アコードハイブリッドの競合車種
トヨタの2車のみが有力な競合車
トヨタ カムリ
JC08モード燃費率23.4㎞/L~
車両価格3,221,345円~
トヨタのミディアムセダンもハイブリッド専用車の「カムリ 」と「SAI」の2車種が中心となっています。
「カムリ」は「アコード」同様に、北米マーケットでの主力モデルであり「アコード」とトップシェアを巡って争うライバル。
国内には同じくハイブリッドモデルのみを導入しています。
エンジンは2.5Lを採用するのが「SAI」との違い。
販売台数はトヨタ製セダンとしては異例の少なさであり、「SAI」同様に販売ランキングの30傑に入ることはまずありません。
トヨタ SAI
JC08モード燃費率22.4㎞/L~
車両価格3,303,818円~
「SAI」は国内専用モデル。
一般には先代「プリウス」の4ドアセダンとして受け止められていますが、2.4Lエンジンを採用し、幅広ボディで居住性能を重視したひとクラス上のモデル。
「カムリ」があるのに価格もスペックも似たような4ドアセダンをあえて投入したのは販売チャネルの問題と思われますが、「カムリ」がカローラ店専売であるのに対して、「SAI 」は全店扱いですから、カローラ店では両車種が売られており、ユーザーにとってはわかりにくいラインナップです。
マイナーチェンジ後に販売が上向きになっています。
アコードハイブリッドの保険料
エコカー割引の活用を忘れずに
今では珍しくなくなったハイブリッド車や、EV(電気自動車)に乗っている人に必須なのが「エコカー割引」です。
しかし、保険会社によって対象車種や割引額が異なるので注意が必要でもあります。
環境保護の推進を目的として加入車両がハイブリッド車やEV等のエコカーである場合には保険料を安くする保険会社が増えてきており、自動車保険これが「エコカー割引」あるいは「低公害車割引」 です。
割引は保険会社によって1000円から1200円。
または3%となっています。
割引を受ける為には、自分の乗っている車が対象車種になっているのか、どの程度の割引を受けられるのかを確認 することが必要ですが、保険料が大幅にダウンすることもあるので、 各保険会社に聞いてみたり、見積もりサイトで調べるのもお勧めです。
※保険料率が記載されている場合は記事作成時点での参考資料であり、料率が見直されている可能性があります。
アコードハイブリッドの車両概要
2013年6月に発売され、当代よりハイブリッド専用モデルとなった。
革新的なハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」を搭載した上級セダン「アコード ハイブリッド」。
2.0L 水冷直列4気筒DOHCエンジンと、新世代パワートレイン技術「EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)」を採用した独自のハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」を搭載し、発進と低中速域のクルーズは主にモーターのみで走行し、加速時などはエンジンで発電しモーターで走行、高速クルーズは主にエンジンで走行するなど、EVドライブ、ハイブリッドドライブ、エンジンドライブの3つのモードを自動的に切り替えて走行することで、軽自動車ト並みの30.0km/L(JC08モード)という圧倒的な低燃費を実現させた。
さらに2016年5月17日のマイナーチェンジにおいて、内外装の意匠変更とともに「HYBRID LX」は燃費が31.6km/lと従来モデルに比べて1.6km/l向上させた。
また、リチウムイオン電池 の小型化によりトランクルームの容量をゴルフバック一つ分相当の増大させている。
スペック表
新 | 旧 | |
---|---|---|
車両価格(円) |
3,850,000 ~4,100,000 |
3,650,000 ~3,900,000 |
JC08燃費(㎞/L) | 30.0~31.6 | 30.0 |
車体寸法(mm) 全長/全幅/全高 |
4,945/1,850/1,465 | 4,915/1,850/1,465 |
室内長/室内幅 /室内高(mm) |
1,830/1,485/1,180 | 2,050/1,570/1,195 |
ホイルーベース(mm) | 2,775 | 2,775 |
エンジン型式 ・排気量(cc) |
直列4気筒・1,993 | 直列4気筒・1,993 |
最高出力 (kW |
107(145)/6,200 | 105(143)/6,200 |
最大トルク (N・m |
175(17.8)/4,000 | 165(16.8)/3,500~6,000 |
モーター出力 | 135(184)/5,000~6,000 | 124(169)/3,500~6,000 |
モータートルク | 315(32.1)/0-2,000 | 307(31.3)/0-3,857 |
トランスミッション | CVT | CVT |