目次
ekワゴン/ekカスタムの新車値引き交渉のポイント
日産のデイズを利用する値引き交渉が有効
値引き目標10~13万円
「ekワゴン」「ekカスタム」ともに競合車種の多いクラスですが、あえて相見積もりを取る必要はありません。
三菱ディーラーでも顧客でない限りは、競合車種のあることは当然予想しています。
なので最初からその前提での値引きが提示されるでしょう。
もし、可能なら日産ディーラーにも事前に出向くか、少なくとも情報を仕入れておくのもベストな方法です。
「日産のデイズも同じですよね」という一言を加えるだけでも効果絶大です。
三菱にとっての最大のライバルは姉妹車の「デイズ」に他なりません。
画像引用元:http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/products/2015/news/detail4927.html
下取り価格の重要性
ekワゴン/ekカスタムの新車の購入時には値引き額と同様に下取り価格も重要になります。
いくら値引きをしてもらっても下取り価格を低く抑えられてしまっては意味がありません。
新車の値引き交渉を始めると同時に、下取り車の買取相場も調べておきましょう。
ディーラーの事情と思惑
デイズとの差別化が鍵
姉妹車となる日産の「デイズ」が、激戦区の軽トールワゴンクラスでもトップを狙えるほどの好調さを演じているのに対して、同車はクラス中もっとも販売台数が低く苦戦中という状況です。
日産に比べて三菱ディーラーの数の少なさなど、販売力の差があるとは言え、3~4倍もの差はあまりにも大きすぎるでしょう。
「デイズ」とは当然のことながらクルマの魅力に大きな差はあるはずもなく、個人的な好みから言わせてもらえば、「ek」の方がスッキリしたデザインであり好感が持てるほどです。
今回の改良では、「デイズ」には上級グレードの「ハイウェイスター」にしか設定のないターボ車を、「ekカスタム」に加えて標準車の「ekワゴン」にも設定したことで「デイズ」との差別化ができ、わずかではあるものの販売において武器になりそうだ。
ekワゴン/ekカスタムの競合車種
スズキ ワゴンR/ ワゴンRスティングレー
33.0km/Lの低燃費が魅力
低燃費化技術「S-エネチャージ」を搭載した「FZ」はモーターアシストにより、JC08モード33.0km/Lというクラストップの燃費性能を実現させた。
全車種というわけでは無いのは残念だが、他の車種も「エネチャージ」や軽量化によりライバルと遜色ない燃費であり、それこそがこのクルマ最大の魅力だ。
ダイハツ ムーヴ/ムーヴカスタム
全グレードに設定出来るスマアシが人気
先進運転支援システムの「SA II」を全グレードに設定。
エンジンラインナップは軽自動車の定石通りに直列3気筒とターボ車を用意。
優しいデザインは、ライバルの「ワゴンR/ ワゴンRスティングレー」よりも女性に人気がある車種だ。
ホンダ N-WGN/ N-WGNカスタム
パワフルなエンジンながらもホンダらしさが希薄
「N-WGN」と、「N-WGNカスタム」という軽トールワゴンの定石通りのラインナップ。
制限された自主規制の中でも最もパワフルなエンジンによる走行性能と、優れた静粛性を兼ね備える。
「N 」シリーズ中最もホンダらしさが感じられないデザインのせいか、販売では苦戦中だ。
ekワゴン/ekカスタムの保険料
ダイレクト型の利点
インターネットを利用する自動車保険はダイレクト型と呼ばれ、人を介さずホームページ上で手続きが完結するため、直接保険料に反映される運営コストがからずかりません。
直接保険料に反映されているため、インターネットの自動車保険なら保険料を節約できる可能性があるのです。
ダイレクト型は事故対応が不安に思われるかもしれませんが、実はダイレクト型は大手保険会社と連携しており事故対応には大手と差がありません。
大手保険会社の事故対応センターや、サービス拠点をそのまま使うことで大手保険会社と変わらないサービスが可能となっています。
その他メリットとして多くの割引制度があります。
代表的な「インターネット割引」は、ほぼ全てのインターネット型自動車保険で適用されており、免許証の色による割引や新車割引など様々な割引を組み合わせることで節約することが可能になっています。
※保険料率が記載されている場合は記事作成時点での参考資料であり、料率が見直されている可能性があります。
ekワゴン/ekカスタムの車両概要
NMKVが開発した3代目
2013年6月に発売された3代目となる現行モデルは、日産自動車と日本国内での軽自動車事業に関わる合弁会社として設立した「NMKV」が商品企画・開発を行った三菱向け軽トールワゴン。
日産には「デイズ」として販売されている。
「デイズ」とは、フロントデザインが異なり「eKワゴン」は2本のクロムメッキラインを配した光沢ブラックのフロントグリルを採用、「eKカスタム」は太い2本のクロムメッキで配したフロントグリルを採用。
フォグランプ廻りを含めたフロントバンパーも異なり、「ekワゴン」においてはヘッドライトも専用品となっている。
2015年10月のマイナーチェンジにより、ターボ搭載グレードを「eKワゴン」にも設定した。
スペック表
ekワゴン | ekカスタム | |
---|---|---|
車両価格(円) | 1,080,000~1,586,520 | 1,345,680~1,707,480 |
車体寸法 (mm)全長/全幅/全高 | 3,995/1,475/1,620 | 3,995/1,475/1,620 |
室内長/室内幅/室内高(mm) | 2,085/1,295/1,280 | 2,085/1,295/1,280 |
車両重量(㎏) | 830~890 | 850~890 |
ホイルーベース (mm) | 2,430 | 2,430 |
乗車人員 | 4 | 4 |
エンジン型式・排気量(cc) | 直列3気筒659 | 直列3気筒659 |
最高出力(kW |
36(49)/6,500 47(64)/6,000ターボ | 36(49)/6,500 47(64)/6,000ターボ |
最大トルク (N・m |
59(6.0)/5,000 56(5.7)/5,500アイドリングストップ 98(10.0)/3,000ターボ |
59(6.0)/5,000 56(5.7)/5,500アイドリングストップ 98(10.0)/3,000ターボ |
駆動方式 | 2WD 4WD | 2WD 4WD |
トランスミッション | CVT | CVT |
JC08モード燃費(㎞/L) | 25.0~30.4 | 25.0~30.4 |