デリカD:2の新車値引き交渉のポイント
最後は「ソリオ」
値引き目標 20~24万円
スズキ「ソリオ」のOEM供給モデルである「デリカD:2」は、自社にはない低燃費性能を誇るコンパクトミニバンとして、三菱ディーラーにっとても重要な車種である。
競合させたいライバルは数多くあるが、ホンダの「フリード」が最適。
モデル末期であり、ハイブリッド車でも見劣りする燃費ということもあり、値引きは拡大中だ。
しかし、最終的にはスズキの「ソリオ」が最大の競合相手になる。
人気グレードは「デリカD:2カスタム」で、「ソリオバンディッド」が相当する。
販売が順調とはいえ、ライバルの多いコンパクトカークラスですので値引き交渉はしやすい状況です。
スズキと三菱間での取り決めは存在しますが、ユーザーにとってはそんな闇カルテルもがいの紳士協定は関係ありません。
同じクルマのらより安い方から購入するのが自然でしょう。
ディラー側も最後には売ったもん勝ちですから、三菱ディーラーの決断に期待しましょう。
販売店舗が少ない三菱ディーラーでは、販売協力店となるサブディーラーの存在が大きく、地元で長く営業をしている修理工場や中古車販売店などの影響力は無視できない関係があります。
そこで、そのようなサブディーラーが企画にあったなら、積極的に利用することも考えてみてはどうでしょうか。
画像引用元:http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/products/2015/news/detail4944.html
下取り価格の重要性
デリカD:2の新車の購入時には値引き額と同様に下取り価格も重要になります。
いくら値引きをしてもらっても下取り価格を低く抑えられてしまっては意味がありません。
新車の値引き交渉を始めると同時に、下取り車の買取相場も調べておきましょう。
ディーラーの事情と思惑
低価格から燃費で勝負
自社生産車のコンパクトカークラスラインナップがに、タイ生産の輸入車「ミラージュ」しかない三菱ディーラーにとっては、低燃費性能を誇るコンパクトミニバンのスズキ「ソリオ」がOEM供給されることで、少なくとも顧客の代替には効果大であったはず。
しかも、フルモデルチェンジされてハイブリッド化されたことにより、注目度が上がって今まで以上に拡販が期待出来る。
フルモデルチェンジされてスタイリッシュになったことで、商品力も向上しており、他車からの代替など新規客獲得も増加する可能性もあります。
安価なNAガソリン車が消えて、全体的に割高になったのは、低価格も売り物の一つだっただけに痛いところですが、それを補って余りある低燃費の訴求が頼みの綱になるでしょう。
デリカD:2の競合車種
ホンダ フリード
モデル末期のお買い得車
5ナンバーコンパクトミニバンの先駆的な車種である「フリード」は、1.5Lとハイブリッドモデルをラインアップする。
ハイブリッドシステムは現在のホンダ車では旧型になる「IMA」で、燃費は排気量が異なるものの21.6㎞/Lと、マイルドハイブリッドの「デリカD:2」の27.8㎞/Lよりもかなり下回るが、コンパクトなサイズながら3列目シートを備え、居住空間の広さとシートアレンジを誇る。
モデル末期ということもあり、値引きにおいても有力なライバルになっている。
トヨタ シエンタ
最強のコンパクトミニバン
「フリード」と同じく3列シートを備え、1.5Lガソリン車と、ハイブリッド車をラインナップする。
ハイブリッド車の燃費は
フルハイブリッドだけあって27.2㎞/Lと、一回り小さい「デリカD:2」の27.8㎞/Lと同等。
フルモデルチェンジ以来大ヒットを記録し、現在「アクア」に次ぐ販売台数を誇り、コンパクトミニバン市場を活性化させた車種でもある。
デリカD:2の保険料
リスク細分型自動車保険の利用
これから「デリカD:2」を購入し、自動車保険を新規契約しようとしている方や、すでに「デリカD:2」に乗っていて契約している任意保険が満期を迎えようとしている方には、自動車保険の中でも人気の高い「リスク細分型」の自動車保険がお勧めです。
運転する方の走行距離や年齢など様々な条件を細分化することによって保険料を安くすることが可能で、インターネットから申込みをすることでさらに保険料の割引がこの鵜になります。
一括して各車の見積が確認できるサイトを利用するのが手っ取り早い方法ですが、保険料の安さだけに気を取られずに、ご自分の運転スタイルにあった補償内容の契約にすることが重要になります。
自信の無い方は、対面式のカウンターがある代理店などが安心です。
※保険料率が記載されている場合は記事作成時点での参考資料であり、料率が見直されている可能性があります。
デリカD:2の車両概要
2015年12月にフルモデルチェンジ。
初代同様、OEM元であるスズキの「ソリオ」とは大きな変更点は無く、エンブレムの違い程度。
グレード体系が「ソリオ」と異なり、「デリカD:2」では初となる「ソリオバンディット」のOEM車であるカスタムモデル「CUSTOM HYBRID MV」が加わった。
また、「ソリオ」で設定されているNAガソリン車の設定が無く、全車マイルドハイブリッド車となっている。
「e-Assist」は「ソリオ」の「デュアルカメラブレーキサポート」に相当し、歩行者も検知・認識可能な「FCM(ステレオカメラタイプ、」に変更、誤発進抑制機能(前進時)、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能を追加して全車に標準装備した。
スペック表
車両価格(円) |
デリカD:2 1,787,400~2,187,000 デリカD:2カスタム 1,963,440~2,089,800 |
---|---|
JC08モート燃費(㎞/L) | 23.8~27.8 |
車体寸法 (mm) 全長/全幅/全高 |
3710/1625/1745 |
室内長/室内幅/室内高(mm) | 2515/1420/1360 |
ホイルーベース (mm) | 2,480 |
エンジン型式 排気量(cc) |
直列4気筒DOHC/1242 |
最高出力(kW |
67(91)/6000 |
最大トルク (N・m |
118(12.0)/4400 |
モーター最高出力 | 2.3(3.1)/1000 |
モーター最大トルク | 50(5.1)/100 |
駆動方式 | 2WD/4WD |
トランスミッション | CVT |