目次
ミラージュの新車値引き交渉のポイント
マーチとの競合で値引きを引き出す
値引き目標 20~24万円
「ミラージュ」のライバルと言えば何といっても日産の「マーチ」だ。
もともと直列3気筒の1.2Lエンジン車の「マーチ」や「スイフト」と並ぶ1.2Lになった「ミラージュ」ですが、「マーチ」や「スイフト」よりも車両価格は高めで、グレード構成も少なく4WDの設定もありません。
「ミラージュ」の直接的ライバルである「マーチ」も販売に関しては好調とは言えないため、値引きを引き出すには効果的な相手です。
ただし、「マーチ」「スイフト」ともに値引きの上限は低く、20万円を超えたあたりの値引き提示になるため、「ミラージュ」の値引きはそれをどのくらい上回れるかがポイントとなりそうです。
画像引用元:http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/products/2015/news/detail4944.html
下取り価格の重要性
ミラージュの新車の購入時には値引き額と同様に下取り価格も重要になります。
いくら値引きをしてもらっても下取り価格を低く抑えられてしまっては意味がありません。
新車の値引き交渉を始めると同時に、下取り車の買取相場も調べておきましょう。
ディーラーの事情と思惑
目標は取りあえず打倒「マーチ」に
確かに人気の無かった1.0Lが廃止されたのは無理もないが、1.2Lに集約されたことで車両価格も上がり、それに伴って競合するライバルも変わってくる。
138~148万円となるとハイブリッド車を除くコンパクトカークラスのほぼ全てが対象となり、今までの軽自動車とせいぜい「マ-チ」ぐらいしか比較されなかった1.0L車とは大違い。
大ヒット車種の「フィット」や「ノート」「ヴィッツ」までもがライバルとなる。
車格が上がり、内外装も今までのチープ感が和らいだように見え、特に外観は変更内容のわりには印象がガラリと変わり、「立派な」コンパクトカーに見えるが、これまでの1.0L「ミラージュ」と比べての話しだ。
燃費に関しては25.4㎞/Lということで、ライバルと十分渡り合える。
ただし、1.2Lモデルになったとは言え、当然ボディのサイズはリッターカーサイズのまま。
「フィット」や「ノート」「ヴィッツ」と比べると居住空間の小ささや、見栄えは劣ることは否めない。
ディーラーとしては、取り回しの良さなど「ミラージュ」ならではの良さをアピールすることが必要となり、まずは打倒「マーチ」が必須となるはず。
ミラージュの競合車種
日産 マーチ
境遇が同じ当面のライバル
これほど「ミラージュ」に似たライバルは他に見当たりません。
タイ王国で生産され日本国内に輸入されるのも同じで、新興国向けには低価格のエントリーカー、日本向けには低燃費の環境対応車として導入。
国内ではチープさが目立ってなかなか受け入れられないのも同じだ。
「マーチ」は上級装備の「ボレロ」や、スポーツモデルの「NISMO」などで個性を気わだてている。
グレードが多く4WD車も設定するが、燃費は23.0㎞/Lと「ミラージュ」より劣るのが欠点だ。
ホンダ フィット1.3
同クラス最強のコンパクトカー
1.2Lにランクアップした「ミラージュ」は、この「フィット」を始めとする強力なライバルとも競合する。
室内スペースでは「ミラージュ」を凌ぎ、価格的にはむしろ安い設定。
しかも1.3L車の燃費は26.0㎞/Lからと1.2Lの「ミラージュ」と同程度だ。
グレードも豊富で、特別仕様車の「コンンフォートエディション」などは「ミラージュ」の上級モデルと同価格帯ながら、その装備や上質な造り込みはレベルが違う。
ミラージュの保険料
飲酒運転による事故は保険が適用されるのか
嘆かわしいことですが、年末年始は飲酒運転による事故が増えることが予想されます。
飲酒運転をしないことはもちろんですが、もし加害者や被害者になってしまったら、自動車保険で補償されるのでしょうか?
飲酒運転は、任意保険の免責事由に当てはまるため、運転者本人やその車の損害には保険金は支払われません。
また、運転者自身のケガや死亡にも保険金を受け取ることはできません。
また、「車両保険」も飲酒運転は補償対象外となります。
しかし、自賠責保険や任意保険の「対人賠償保険」では、被害者救済の観点から飲酒運転による事故でも免責とはならず、保険金は支払われます。
つまり、被害者のケガや死亡、物損に対しては保険金が支払われますが、運転者自身のケガや車の損害には、保険金は支払われないということになります。
飲酒によって事故を起こした側には同情の余地はありませんが、被害者になった場合には上記の内容を踏まえた上で、冷静に対処することが重要です。
※保険料率が記載されている場合は記事作成時点での参考資料であり、料率が見直されている可能性があります。
ミラージュの車両概要
往年の名車の名称は2012年に世界戦略車のコンパクトカーとして復活。
今回は、タイの現地法人にて、日本を含む全世界向けの全量が生産され、日本へ輸入される。
発売当初は3気筒1.0Lエンジンのみの設定だったが、2014年に1.2L車を追加設定。
そして2015年12月のマイナーチェンジでは1.2Lエンジンに集約されて、日本国内向けでは1.0Lエンジン車は廃止された。
マイナーチェンジでは、ボンネットフードにボリュームを持たせ、アッパーグリルとロワーグリルにクロームメッキ加飾を施し、フロントバンパーは下部にエアダム形状を配したスポーティーデザインに変更したことでフロントフェイスを刷新するなどエクステリアも一新させている。
スペック表
車両価格(円) | 1,380,240~1,485,000 |
---|---|
JC08モート燃費(㎞/L) | 25.4 |
車体寸法 (mm)全長/全幅/全高 | 3795/1665/1505 |
室内長/室内幅/室内高(mm) | 1870/1390/1220 |
ホイルーベース (mm) | 2,450 |
最少回転半径(m) | 4.6 |
エンジン型式・排気量(cc) | 直列3気筒・1,192 |
最高出力(kW |
57(78)/6000 |
最大トルク (N・m |
100(10.2)/4000 |
駆動方式 | 2WD |
トランスミッション | CVT |