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オプションは本体とは別で購入する
値引き交渉が終わり、総支払額が決定した後に、サービスで装着してもらえるのを別にすれば、ディーラーオプションの購入は、クルマと別にする事が基本です。
車の購入時にかかる「取得税」は購入金額の合計に対して5%かかるので、10万円のカーナビを考えると、5000円払う事になります。
クルマとは別に購入すればそっくりなくすことができます。
日を改めてディーラーへ出向く必要は無く、商談時にオプションは別会計にする事を伝え、部用品購入の伝票を作成してもらえばいいのです。
そうすれば納車時に取り付けられています。
もちろん支払は別ですが、現金なら新車代金と同時か、納車までに支払えば良くて、全額同時に支払っても、ディーラーで経理処理します。
ローンを組んでいる場合は、頭金と同時、もしくは別で現金払いをすることになります。
当然新車のオプション品であれば、同額の商品代金と取り付け工賃がかかりますが、サービスフロントと交渉して値引いてもらえる可能性があります。
サービス部門の売り上げに貢献するわけですから。
取り付け工賃の分ぐらいが目安でしょう。
もしご自分で取り付けられそうな物があったら取り付け工賃は除いてもらい、積み込みにしておいてもらいましょう。
電装品などは保障の対象でなくなる可能性がありますが、簡単なものもあります。
シートカバーや各種マット類などは女性でも大丈夫でしょう。
器用な方ならサンバイザーやルーフラックもお勧めです。
取説があるので見ながらできます。
ディーラーサービスマンもそれを見ながら取り付けています。
永い付き合いの店舗なら、サービス工場の一角を提供してくれ、工具も借りれるはず。
サービスマンのアドバイスも聞けて、手伝ってくれるかもしれません。
確約はできませんが、あなたが本当の意味でいいお客様であれば、サービスマン以上に手慣れた営業マンが、すでに取り付けてくれているかもしれません。
彼らは工賃がかからないのです。
工場の片隅で危なっかしい作業をするのを気にしていたくなければ、前日に納車準備する際、チャチャッとすませるでしょう。
以上の件で、面倒だなと思われたら、総支払額で幾らかという線で納得できたなら、細かな内訳を気にすることは無いでしょう。
けっしてディーラーが暴利を貪っているわけではなく、制度上とられたりとられなかったりするだけですし、目くじらたてるほどの金額ではありません。
少しでも節約をと言う趣旨でご紹介したまでですので、ご了承ください。
支払金額の損得という話をしましたが、本当に必要なオプション品選びはまた別の事です。
新車のオプアション品は非常に高くなっており、(その分、品質や安全性には安心できます。
)無駄な買い物をしてしまうとせっかく安くクルマを購入した意味がなくなります。
実際にクルマが納車され、運転して初めて必要な物がわかるはずです。
それから購入してもいいのではないでしょうか。
是非付けたいオプションと、無駄ではないかというオプションを抜粋してみました。
車種によっては標準仕様であったり、逆に設定がない場合がありましたら、ご了解ください。
是非付けたいオプション
ヘッドライトマナースイッチ
(アウトランダー:9,000円)信号待ちなどでワンタッチで消灯でき、発進すると自動点灯する優れもの。
近年は光量がアップしているので有効だ。
標準で装備してもらいたい。
ラゲッジルームネット
(アテンザワゴン:8,500円)ワゴン車や荷室の広いクルマには必需品。
通常、大して荷物を積む訳でないので、荷物がころがらなくさせたい。
無駄なオプション
トランクルームマット
(アテンザセダン:14,000円)床面保護のためだが、標準のカーペットの意味がない。
これを保護するためにさらにダンボールでもひく羽目になる。
ワイドバイザー木と鳥
(ムーブ:22,386円)18,186円のワイドバイザーにセンスのない数十円のステッカーを張っただけのかなり悪質なもの。
自分で好きなステッカーを購入して貼り付けるほうがセンスがいい。
フロアマットジュータン
(スペーシア:19,583円)スペーシアは非常に良心的な価格設定だが、13,808円の標準タイプで十分。
ミニバンでは価格、差額ともに3倍はする。
特に低価格の軽自動車やコンパクトカーに自宅のカーペットより高価なジュータンをひく必要はない。