レヴォーグの新車値引き交渉のポイント
難しい値引き
値引き目標 10万円
大幅改良モデルを2017年7月3日に発表し、発売するのは8月7日というレヴォーグの値引きの話は時期尚早というもの。
フルモデルチェンジではありませんので、値引き幅が拡大することはないのですがもともと値引きとは無縁の車種。
特に2.0L車はWRXと並んで値引きは厳禁の高性能モデル。
値引きより納期をいかに早く出来るかがポイントになります。
その点1.6L車は2.0L車に比べてやや柔軟な対応。
月間目標販売台数の2先代のうち大多数を占めることもあって多少の値引きの期待ができます。
ただし、サイズ、スペック、価格に見合ったライバルがいないことから交渉はかなり難しいものになります。
下取り価格の重要性
レヴォーグの新車の購入時には値引き額と同様に下取り価格も重要になります。
いくら値引きをしてもらっても下取り価格を低く抑えられてしまっては意味がありません。
新車の値引き交渉を始めると同時に、下取り車の買取相場も調べておきましょう。
ディーラーの事情と思惑
話題性は抜群の「アイサイト・ツーリングアシスト」で集客
今回の大幅改良ではフロントグリルやフロントバンパーの意匠変更などが盛り込まれましたが、最大の話題が安全性能の向上です。
アイサイトの新機能「アイサイト・ツーリングアシスト」は、「アイサイト」の「車線中央維持」の作動領域を従来の「60km/h以上」から「0km/h以上」へと拡大するとともに、「先行車追従操舵」を追加し、「全車速域追従機能付クルーズコントロール」と組み合わせることで、高速道路でのアクセル、ブレーキ、ステアリング操作を自動制御して、ドライバーをアシストします。
SUBARU独自のステレオカメラによる区画線と先行車の2つの認識情報を併用することで、リアルワールドの幅広いシーンで安定した動作を実現。
運転負荷を大幅に軽減するというもので、日産の「プロパイロット」同等の制御機能を持ちます。
走行性能命のレヴォーグにこの新機能「アイサイト・ツーリングアシスト」が装備されたことで、レヴォーグの販売台数がいきなり延びることもないでしょうが、先進運転支援システムの先頭を走るSUBARUにとって「アイサイト・ツーリングアシスト」はユーザーへの絶好のアピールになり、集客の効果も期待できます。
レヴォーグの競合車種
結局はWRXしかない競合車種
比類なき高性能のスポーツワゴンであるレヴォーグの競合車種は正直見当たりません。
同価格帯のワゴンでくくれば、マツダのアテンザワゴンがありますが、あまりにもコンセプトが違いすぎて、比較検討する人はいないでしょう。
また、トヨタのカローラフィルダーやアベンシスも車格としては近いのですが、スペックがあまりにも異なりすぎて、レヴォーグを検討する人の頭には少しも引っかからないはずです。
こうなるとレヴォーグの競合車種として最後まで悩むのは、同じSUBARUの兄弟車種WRXしかないのかもしれません。
「WRX S4」はレヴォーグと同時に大幅改良を受け、同様の改良と「アイサイト・ツーリングアシスト」が装備されました。
2.0L車狙いの人にとっては、ワゴンか4ドアセダンかの究極の選択を迫ることになるはずです。
レヴォーグの保険料
レヴォーグの購入を検討されている方は、SUBARU特約店でのみ加入できる自動車保険を検討してみてはどうでしょうか。
この保険は充実した自動車保険に、6つのSUBARUオリジナルサービスをプラスしたもので、その内容はというと・「SUBARU安心ほっとライン」・「距離無制限レッカーサービス」・「オリジナル修理サービス」・「アイサイトプラス」・「事故現場かけつけサポート」・「アクティブライフサポート」の6つの補償が自動車保険にくわわることで、きめ細かな安心を手に入れることが出来ます。
※保険料率が記載されている場合は記事作成時点での参考資料であり、料率が見直されている可能性があります。
レヴォーグの車両概要
2017年7月3日にマイナーチェンジ(SUBARUでは大幅改良としている)を行い、既存の「アイサイト」に、全車速域でアクセル・ブレーキ・ステアリングの操作をサポートする「アイサイト・ツーリングアシスト」と後退時自動ブレーキシステムを追加したほか、「アイサイトアシストモニター」を組み込んで標準装備化した。
また、SUBARU車初の「スマートリアビューミラー」を追加してパッケージ名称を「アイサイトセイフティプラス」に改名。
さらに、ステアリング連動ヘッドランプとオートビークルホールドも追加して全車に標準装備した。
走行性能では、電動パワーステアリングを改良したほか、「STI Sport」を除く全グレードでサスペンションも改良し、「1.6GT EyeSight」を除く全グレードで高μブレーキパッドを採用。
1.6L車はエンジン制御の最適化を行い、実用燃費を向上した。
外観では、LEDハイ&ロービームランプとフロントフォグランプカバーを新デザインに変更し、フロントグリルとフロントバンパーも新デザインに変更している。
スペック表
1.6L | 2.0L | |
---|---|---|
車両本体価格(円) | 2,829,600~ | 3,618,000~ |
JC08モード燃費 | 16.0 | 13.2 |
駆動方式 | AWD(常時全輪駆動) | AWD(常時全輪駆動) |
全長 全幅 全高(㎜) |
4,690 1,780 1,495~1,500 |
4,690 1,780 1,490 |
室内長 室内幅 室内高(㎜) |
2,005 1,490 1,205 |
2,005 1,490 1,205 |
ホイールベース(㎜) | 2,650 | 2,650 |
エンジン型式 排気量 |
水平対向4気筒・1,599 直噴ターボ“DIT” |
水平対向4気筒・1,998 直噴ターボ“DIT” |
最高出力kw (ps/rpm) |
125(170)/4800-5600 | 221(300)/5600 |
最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) |
250(25.5)/1800-4800 | 400(40.8)/2000-4800 |
車両重量(㎏) | 1,540~1,560 | 1,560~1,570 |
燃料種類 | レギュラーガソリン | 無縁プレミアムガソリン |