プレオプラスの新車値引き交渉のポイント
ミライースよりも可能性あり
値引き目標 0~3万円
とにかく、積極的な販促活動を行わないOEM車のプレオプラスですから、商談にも多くの時間をかけないのが基本。
もし値引きが可能なのであれば交渉の最初に提示し、それで納得できないならあきらめるという具合です。
ですから無駄な時間もかけずに済むという利点もあります。
そして、修理工場などの販売協力店の利用を考えておくのもいいでしょう。
地域で長く商売している修理工場の社長は、ディーラーに対して強い影響力を持っているの「頼りになります。
下取り価格の重要性
プレオプラスの新車の購入時には値引き額と同様に下取り価格も重要になります。
いくら値引きをしてもらっても下取り価格を低く抑えられてしまっては意味がありません。
新車の値引き交渉を始めると同時に、下取り車の買取相場も調べておきましょう。
ディーラーの事情と思惑
9000対600の事実
フルモデルチェンジされたことで、クラストップの競争力を得たプレオ+ですが、自主生産をやめたときからより利益の出る普通車販売に注力するスバルディーラーにとって、自社の軽自動車からの代替え要求にこたえるもの以外にはなりえません。
同じ車種、そして軽自動車販売のノウハウを持つスバルディーラーでさえ、積極的な売る気がなければベース車の十分の一すら売れないのです。
自社製でなくても、かつての日産のように、OEM元以上に販売するのは可能なのに、それをしないのはグループのトヨタはともかく、スバルにとって自らの強みを捨てているようなもの。
ミライース以上に販売することで、普通車の販売がより活性化するという考えはないのでしょうか。
プレオプラスの競合車種
マツダ キャロル
OEM車販売の老舗
軽自動車のOEM車販売において長い歴史を持つのがマツダです。
中でもキャロルがスズキアルトのOEM車であるキャロルは1998年から現在のようなOEM形態になっています。
とはいってもキャロルの2017年4月での販売実績は502台、ベース車のアルトが7,076台ですからプレオプラスとあまり変わらない販売台数です。
現行キャロルのベース車は2014年12月にフルモデルチェンジされたアルト。
37.0㎞/Lの低燃費を誇るクラス最強のモデルとまったく同じでありながら、この販売台数というのは実にもったいないと思うのですが、他のOEM軽自動車を導入するメーカーと同じく、普通車の販売を主にしているために、顧客が軽をほしがっている時のために、とりあえずラインナップしている状況です。
エントリーユーザーを増やして将来、自社の普通車に乗り換えてもらうという長期的戦略は持ちえないようです。
プレオプラスの保険料
任意保険料は、燃費・税金・車検などと同じくクルマを維持するためにどうしても必要な費用ですが、始めて車を所有する場合には忘れがちなのも確かなようです。
年齢の低い方にとっては、プレオプラスの月々の支払よりも負担が大きいこともあるので、車を購入する際には、できるだけ安い金額でおさえることが重要となります。
しかし、自動車保険の知識がないまま、ただ安さだけで決めてしまうのは大変危険です。
車を購入するディーラーで自動車保険の説明をよく聞くか、電話サポートを行っている保険会社に問い合わせるのが良いでしょう。
このような場合、通販型の保険型の保険会社よりも、対面型の代理店の方がより安心できます。
※保険料率が記載されている場合は記事作成時点での参考資料であり、料率が見直されている可能性があります。
プレオプラスの車両概要
「ダイハツミライース」のOEM供給車両であるプレオプラスは、2017年5月9日、ベース車両の「ダイハツミライース」に準じてフルモデルチェンジ。
外観は初代モデル同様、エンブレム類の変更のみで、グレード体系の違いによりエントリー価格が異なっている。
グレード体系は廉価グレードの「E」も廃止となり、イースの「B」・「B”SA III”」に相当するビジネス向けグレードがプレオ プラスでは未設定となるため、2代目では「F」が廉価グレードの位置づけとなり、「F スマートアシスト」、「L スマートアシスト」、「G スマートアシスト」と合わせて4グレードに整理されている。
装備面においては、イース同様オーディオレスであり、インテグレーテッドCDプレーヤー&AM/FMチューナーはメーカーオプション設定であるが、車両本体価格はCDステレオ装着車の価格で表記されているため、イースよりオーディオ分価格が上乗せされている。
さらに、「F」・「F スマートアシスト」はリアシートヘッドレストも標準装備されているため、その分の価格も上乗せされているなどの違いがある。
スペック表
車両本体価格(円) | 896,400~ |
---|---|
JC08モード燃費 | 34.2~35.2 |
駆動方式 | 2WD 4WD |
全長 全幅 全高(㎜) |
3,395 1,475 1,500~1,510 |
室内長 室内幅 室内高(㎜) |
1,935~2,025 1,345 1,240 |
ホイールベース(㎜) | 2,455 |
最小回転半径(㎜) | 4.4 |
エンジン型式・排気量(cc) | 直列3気筒・658 |
最高出力 kw(ps)/rpm |
36(49)/6,800 |
最大トルク N・m(kgf・m)/rpm |
57(5.8)/5,200 |
乗車定員(人) | 4 |
車両重量(㎏) | 650~740 |