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スイフトハイブリッドの新車値引き交渉のポイント
強力なライバル多く値引きも柔軟に
値引き目標 15~18万円
2017年1月から発売開始さればかりのスイフトに、新しく加わったいわゆるストロングハイブリッド。
おそらくマイルドハイブリッドとは差別化して値引きを抑えるでしょうが、そこは激戦のコンパクトカークラス。
アクアやヴィッツとの競合は避けられないため、値引き交渉には柔軟な姿勢です。
また、ストロングハイブリッドに目が行きがちですが、マイルドハイブリッド車、そしてコストパフォーマンスの良いデュアルジェットエンジン車を含めてベストなグレードを選ぶことも重要になるでしょう。
下取り価格の重要性
スイフトハイブリッドの新車の購入時には値引き額と同様に下取り価格も重要になります。
いくら値引きをしてもらっても下取り価格を低く抑えられてしまっては意味がありません。
新車の値引き交渉を始めると同時に、下取り車の買取相場も調べておきましょう。
ディーラーの事情と思惑
多彩なエンジンバリエーションでライバルに対抗
1月のフルモデルチェンジで設定されたハイブリッド車は、簡易型のいわゆるマイルドハイブリッドですが、スイフトハイブリッドとして発売。
しかし、今回ストロングハイブリッドが登場したことで、正式にマイルドハイブリッドという名称になり、いわば降格。
プリウスの登場からずいぶんとたつものの、まだハイブリッドに乗った経験のない人も多く、「一度はハイブリッドに乗りたい」という需要が根強いために続々と登場する求めやすいコンパクトカークラスのハイブリッド車が堅調に売れている。
そうなると燃費性能が比較されるということにもなり、低価格ではあるものの燃費性能に限界があるマイルドハイブリッドより、本格的なストロングハイブリッドが投入された。
しかし、マイルドハイブリッドの長所である低価格もライバルにはない武器であり、引き続き併売されています。
ディーラーとしては、この二つのハイブリッドと従来型の1.2Lモデル、さらには 1.0L直噴ターボのブースタージェットエンジン車を取り揃えることで、ユーザーの懐具合に合わせてすすめることができるという訳だ。
スイフトハイブリッドの競合車種
トヨタ ヴィッツハイブリッド
アクアに変わるトヨタ製コンパクトカー
スイフトと同じくガソリンエンジン車をラインナップするヴィッツは、その車格や欧州市場をメインターゲットとするなどスイフトとの共通点も多い。
マイナーチェンジ以降、アクアより売れる車種になったヴィッツは、ハイブリッドこそアクアと同じく一種類だが、ガソリンエンジン車を1.0L、1.3L、1.5Lと取り揃え、幅広い価格帯をカバーしているのが魅力だ。
日産 ノートe-POWER
他にはないユニークなエンジンバリエーション
ノートはe-POWERが魅力ですが、パワーユニットに関しては1.2Lの通常エンジンと、スーパーチャージャーを装備した「DIG-S」グレードも注目したい。
e-POWER登場以降はグレードも整理されているが、1.2Lガソリンエンジンとしての燃費性能を極限まで追求しながら、1.5Lに匹敵する力強さを両立させるスーパーチャージャー車は、スイフトのマイルドハイブリッドに匹敵するモデルとみていいでしょう。
もちろん室内スペースがスイフトやヴィッツを圧倒することも忘れてはいけません。
スイフトハイブリッドの保険料
自動車保険は、利用する保険会社や割引の有無、特約の付帯などにより、補償内容やコストに差がでます。
条件を絞り込むことで保険料を安く抑えることもできます。
さらに、車の購入時と現在のライフスタイルが変化していることも考えられるので、そのままだと、何かしら損している可能性もあり、それ以上に必要な条件が加味されていないこともあります。
今加入している自動車保険が、本当に自分に合ったものなのか、必要な補償はついているのかなど、もう一度見つめなおしてみましょう。
※保険料率が記載されている場合は記事作成時点での参考資料であり、料率が見直されている可能性があります。
スイフトハイブリッドの車両概要
2016年12月にフルモデルチェンジされた新型「スイフト」は、大胆に進化した躍動感のあるスタイルとしながら、歴代スイフトが磨き続けたハンドリング性能のさらなる向上に加え、マイルドハイブリッドや軽量化と高剛性を両立させた新プラットフォーム「ハーテクト」の採用、熱効率の向上によって低燃費を追求した1.2L自然吸気のデュアルジェット エンジンにより、優れた走行性能と燃費性能を両立した。
また「RSt」には、1.0L直噴ターボのブースタージェット エンジンと6速ATを採用し、力強い加速感の得られる動力性能と、優れた燃費性能を両立している。
さらに、7月12日には駆動用モーターとオートギヤシフトを組み合わせたスズキ独自のハイブリッドシステムを搭載した「スイフト HYBRID SG」、「スイフト HYBRID SL」を追加している。
スズキ独自のハイブリッドシステムは、コンパクトながら瞬間的に大きな力を発揮する駆動用モーターと、軽量コンパクトで伝達効率に優れたオートギヤシフト(AGS)を組み合わせ、走行中に蓄えた電力をMGUに供給することで、モーターによるアシスト走行に加え、クリープ走行時や一定速走行時にはエンジンを自動停止してEV走行も可能とした独自の技術。
EV走行の頻度を高め、スイフトならではのハンドリング性能はそのままに、32.0km/Lの低燃費と、AGSとMGUによるダイレクト感のある走りを両立させた。
また、車両重量は1,000kg以下に抑え、エコカー減税の免税対象車とした。
スペック表
ハイブリッド | マイルドハイブリッド | |
---|---|---|
車両本体価格(円) | 1,668,600~ | 1,691,280~ |
JC08モード燃費 | 32.0 | 25.4~27.4 |
駆動方式 | 2WD | 2WD 4WD |
全長 全幅 全高(㎜) |
3,840 1,695 1,500 |
3,840 1,695 1,500~1,525 |
室内長 室内幅 室内高(㎜) |
1,910 1,425 1,225 |
1,910 1,425 1,225 |
ホイールベース(㎜) | 2,450 | 2,450 |
エンジン型式 排気量 |
直列4気筒 1,242 |
直列4気筒 1,242 |
最高出力 kw(ps/rpm) |
67(91)/6,000 | 67(91)/6,000 |
最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) |
118(12.0)/4,400 | 118(12.0)/4,400 |
モーター最高出力 kw(ps/rpm) |
10(13.6)/3,185~8,000 | 2.3(3.1)/1,000 |
モーター最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) |
30(3.1)/1,000~3,185 | 50(5.1)/100 |
車両重量(㎏) | 940~960 | 900~960 |