ハイエースの新車値引き交渉のポイント
値引き目標 30~35万円
最初に額からいうと、30万円以上。これ以下はありえない。ビジネスユースが中心なので、コスト意識が半端ではない個人経営者や、企業の車両担当者相手に、日頃無茶な要求を突きつけられているだけに、例え半額を要求しても真剣に購入を検討するユーザーには、ディーラーも可能な限り対応してくれる。(さすがに半値にはならないが)
下取り価格の重要性
ハイエースの新車の購入時には値引き額と同様に下取り価格も重要になります。
いくら値引きをしてもらっても下取り価格を低く抑えられてしまっては意味がありません。
新車の値引き交渉を始めると同時に、下取り車の買取相場も調べておきましょう。
ディーラーの事情と思惑
世界に誇る品質とそのスペース性は、発売から10年近くが経過したが、まだ商品力は落ちず、マイナーチェンジで化粧直ししただけでいける。特に不満は聞こえてこないクルマである。街中でも違和感がない。「NV350キャラバン」の登場で、独壇場とはいかなくなったものの、スペック上も見劣りはしない。膨大な量の顧客をベースに販売するだけで商売になる。
ハイエースの競合車種
日産 NV350キャラバン ハイエースにあるものを全部揃えるライバル
歴代、「ハイエース」のライバルといえばこの「キャラバン」であり、現在も変わらない。これまで、商品力も販売実績も圧倒的にライバルを凌ぎ、絶対的な王者の座がゆるがなかった「ハイエース」に対し、2012年デビューの「NV350キャラバン」は、ハイエースの特徴である乗用車的な内外のデザインと装備、そしてクリーンディーゼルをメインに、その商品力をアップさせてきた。さらに、
装備面ではインテリジェントキーとプッシュエンジンスターターを標準装備 、車両情報ディスプレイも設定するなど、「ハイエース」ユーザーもひきつける内容になっている。さらに、ワイドボディも追加設定され、「ハイエース」の牙城に切り込んできた。
特別仕様車「プレミアムGX クロムギアパッケージ バージョンブラック」 も投入し、「ハイエース」に負けないラインナップを構築している。
ハイエースの保険料
「ハイエース」のようなキャブオーバー型のクルマを選ぶとすれば、多少なりとも業務で使用されることが多いのではないでしょうか。となれば、乗用のみで使用される時とは違う補償、賠償が求められるはずです。もちろん、基本となる対人、対物の賠償は無制限が当たり前ですが、それ以外にも積荷や搭載する備品にも考えなければなりません。
「運送業者受託貨物賠償責任保険特約」 事故によって、契約中の車内に積載中の財物の損害を負担しなければならないときに支払われる保険です。積み込み中の事故による損害、他人への傷害責任も支払われる特約です。保険金額を500万円~2000万円に決め、荷役作業中の賠償額は、対人1事故1000万円、対物1事故200万円自己負担は3万円というのが一般的です。
また、 自動車保険の契約時に被保険者の車の使用目的を確認するはずです。使用目的の区分は「日常・レジャー使用」「業務使用」「通勤・通学使用」です。各区分においては使用頻度に差が生じ、交通事故の発生リスクが異なりますので、保険料も変わります。したがって、契約更新時はもちろん、保険期間の途中であっても、使用目的が変更となる場合は、すぐに保険会社および代理店に申し出る必要があります。使用目的と事実が相違している場合は「告知義務違反」「通知義務違反」を問われることになり、保険金が支払われない恐れがあるので注意が必要です。
尚、加入には各保険会社に内容等確認をお願いします。
※保険料率が記載されている場合は記事作成時点での参考資料であり、料率が見直されている可能性があります。
ハイエースの車両概要
1967年誕生の初代以来、日本国内はもとより、世界中で販売されているキャブオ-バータイプの1BOXバン。現行モデルである2004年デビューの200系からは、標準尺がなくなり、全車ロングボディとなっている。そして、全長4.7m以上のものは全て全幅が1880mmのワイドボディとなり、居住性が向上した。小型車はバンのみ(4ナンバー)となった。先代と比べ、トレッドが広がり、ロール抗性や小回り性の面でもプラスとなっている。全車インパネシフトとなり、前席のウォークスルーが可能となっている。4速ATが標準仕様であるが、バンロングDXは5速MTも選べる。
また、バンの「スーパーGL」をベースに、シート表皮とドアトリムに専用トリコットを、ステアリングホイールとシフトノブに本革巻き&サイバーカーボン調加飾をそれぞれ施し、ディスチャージヘッドランプ等を装備した特別仕様車「スーパーGL”PRIME SELECTION”」を発売している。
エンジンはガソリンの2.0Lと2.7L。ディーゼルターボの3.0Lがラインナップされている。
2013年11月には3度目のマイナーチェンジが行われ、ヘッドランプを含むフロント周りのデザイン変更し、スタイリッシュな外観になった。リア側面のウィンドウは凹凸が少ないスライド式となったことで一体感のあるサイドビューを実現。内装面ではセンタークラスターパネルのデザインを変更し、平均燃費や外気温度などの各種情報を表示するマルチインフォメーションディスプレイを全車標準装備した。ショックアブソーバーなどのサスペンションのチューニング変更や、バックドアイージークローザー、デュアルパワースライドドア(挟み込み防止機能付)、スマートエントリー&スタートシステムとステアリングスイッチの設定も追加ししている。
スペック表
ハイエースバン | ハイエースワゴン コミューター | |
---|---|---|
車両価格(円) | 1,900,000~3,583,000円 | 2,818,000~3,615,350円 |
ボディタイプ | ロング/標準 ロング/ワイド スーパーロング/ワイド | ロング/ワイド スーパーロング/ワイド |
車両寸法(㎜) | (4,695~5,380)×(1,695~1,880)×(1,980~2,285) | (4,840~5,380)×1,880×(2,105~2,285) |
室内寸法(バンは荷室寸法)㎜ | (3,525~4,250)×(1,695~1,730)×(1,390~1,565) | (3,000~3,540~)×(1,520~1,730)×(1,320~1,635) |
ホイルベース(㎜) | 2,570~3,110 | 2,570~3,110 |
乗車定員(名) | 2/5 3/6 3/6/9 3 6 | 10 14 |
エンジン型式・排気量(cc) |
2TR-FE 直列4気筒DOHC 2,693ガソリン 1TR-FE 直列4気筒DOHC 1,998ガソリン 1KD-FTV直列4気筒DOHC 2,982ディーゼ ルターボ |
2TR-FE 直列4気筒DOHC 2,693ガソリン 1KD-FTV直列4気筒DOHC 2,982ディーゼ ルターボ |
最高出力 kw(ps)/rpm |
2TR-FE 111(151)/4,800 1TR-FE 98(133)/5,600 1KDーFEV 106(144)/3,400 |
2TR-FE 111(151)/4,800 1KDーFEV 106(144)/3,400 |
JC08モード燃費(㎞/L) |
10.4~13.4 ディーゼル 8.3~10.4 ガソリン |
10.2 ディーゼル 7.9~8.4 ガソリン |
駆動方式 | 2WD 4WD | 2WD 4WD |
ミッション | 4速AT 5MT | 4速AT |