ハリアーの新車値引き交渉のポイント
値引き目標 18~20万円
6/8に、マイナーチェンジされ後期型へと衣替えしたハリアー。
直前でも前年同月を上回る販売実績で人気があっただけに、マイナーチェンジ後も値引きは控えめ。
特に新設定された直噴ターボ車は望み薄。
しかし、2.0Lのガソリン車は競合するライバルも多いので望みがある。
とはいっても、もとから割高な車種のために値引き交渉には応じないでしょう。
あくまで車の魅力で勝負してくるのですが、2.0L車はあまりに高すぎる設定。
他に検討する車種があることを伝え、ハリアーを購入するならそれなりの買い得感を希望しましょう。
下取り価格の重要性
ハリアーの新車の購入時には値引き額と同様に下取り価格も重要になります。
いくら値引きをしてもらっても下取り価格を低く抑えられてしまっては意味がありません。
新車の値引き交渉を始めると同時に、下取り車の買取相場も調べておきましょう。
ディーラーの事情と思惑
6月8日にマイナーチェンジされたハリアーは、エクステリアにも変更が加えられ装いも新たになりましたが、最大の話題は2.0L直噴ターボエンジン車の設定です。
クラウンアスリートで実績がありますが、やはりハリアーの方がしっくりくるパワーユニットでし。
価格もハイブリッド車よりも安く若いユーザーを引き付ける効果がありそうです。
しかし、トヨタに限らず国内においてダウンサイジングターボエンジンはあまり浸透していません。
ディーラーにとっても、人気があっても売り上げに直接貢献するとは思っていないのではないでしょうか。
それよりも先進安全システムの「トヨタ・セーフティセンスP」が標準装備されたことの方がユーザーに対してアピール度は高いはず。
それにより比較的価格の安い2.0L車の人気がさらに高まるものと思われます。
それでも、エクストレイルやCX-5などライバルと比較してかなり高い価格設定であり、ワンランク上の高級SUVとしてのポジションは変更されていません。
トヨタディーラーとしてはC-HRがそのライバルと同じ価格帯にあるためなのですが、特殊なスタイリングに抵抗を持つユーザーも多く、ディーラーとしてはせっかくのSUVブームに乗るために、SUVらしいスタイリングのハリアーがもう少し安くなればという思いがあるでしょう。
ハリアーの競合車種
日産 エクストレイル
自動運転を武器に同日発売したライバル
2017年6月8日のマイナーチェンジでは、セレナに続いて「プロパイロット」を新たに採用したほか、「インテリジェントLI」、「後退時車両検知警報」そしてハイビームアシストも採用。
エクステリアではVモーションを大きくしたフロントグリルやランプ類の変更を行い、インテリアではインストルメントパネルに「グライディングウィング」を採用し、ステアリングのデザインも一新しています。
セレナで話題を集めたプロパイロットの「自動運転」という”魔法の言葉”はトヨタのハイブリッドに匹敵する威力があり、今回も話題をさらうことが予想され、ハリアーにとっては強力なライバルとなりそうです。
マツダCX-5
ハリアーとの比較で割安イメージを手に入れたクリーンディーゼル
クリーンディーゼルエンジンが魅力のCX-5ですが、エクストレイルと比較すると割高な設定がネックでした。
それでも2.5Lと2.0Lのガソリンエンジン車もラインナップすることと、フルモデルチェンジされてデザイン、機能ともにブラッシュアップしたことで人気も急上昇、販売台数も増加しています。
しかも、相手がハリアーであれば割高なクリーンディーゼル車も経済性と動力性能で勝負でき、割安感さえ感じられるのです。
そのため、新型となったハリアーと比較されることで、さらに注目を浴びる可能性もあります。
ハリアーの保険料
SUVとしては高額な車種の部類に入るハリアー。
ユーザー層も40~50歳代の方が多いのではないでしょうか。
実は、自動車の事故率は、20代、30代と年齢を重ねるごとに下がり、40~50代にかけては最も低くなるのです。
だからといって自動車保険の内容を下げていいということではありませんが、この事故率に注目し、年齢ごとの事故率を保険料に反映することで、40~50代がもっとも安くなる保険料にする保険会社もあります。
新型ハリアーの購入を機に、保険内容を充実させたいけど、保険料も抑えたいというときには、このような保険料体系の保険会社を選ぶのが得策です。
※保険料率が記載されている場合は記事作成時点での参考資料であり、料率が見直されている可能性があります。
ハリアーの車両概要
6月8日のマイナーチェンジにおいて、パワーユニットに、従来の2.0L、同ハイブリッドに加え、2.0L直噴ターボエンジンを新採用しています。
また、より進化した都会的なエクステリアに加え、アルミヘアライン加飾を施したシフトパネルやプレミアムナッパ本革を採用したシート表皮など、「本物感」から「本物」を追求したインテリアを実現。
さらに、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」をはじめとする安全装備の充実を図るなど、細部にわたる改良を施している。
スペック表
ガソリン2.0L | ハイブリッド | 2.0Lターボ | |
---|---|---|---|
車両本体価格(円) | 2,949,480~ | 3,774,600~ | 2,280,400~ |
JC08モード燃費 | 14.8~16.0 | 21.4 | 12.8~13.0 |
駆動方式 | 2WD 4WD | 4WD | 2WD 4WD |
全長 全幅 全高(㎜) |
4,725 1,835 1,600 |
4,725 1,835 1,600 |
4,725 1,835 1,600 |
室内長 室内幅 室内高(㎜) |
1,965 1,480 1,220 |
1,965 1,480 1,220 |
1,965 1,480 1,220 |
ホイールベース(㎜) | 2,660 | 2,660 | 2,660 |
最小回転半径(㎜) | 5.3~5.6 | 5.7 | 5.6 |
エンジン型式 排気量(cc) |
直列4気筒 1,986 |
直列4気筒 1,997 |
直列4気筒 1,998直噴ターボ |
最高出力 kw(ps)/rpm |
111(151)/6,100 | 112(152)/5,700 | 170(231)/5,200~5,600 |
最大トルク N・m(kgf・m)/rpm |
193(19.7)/3,800 | 206(21.0)/4,400~4,800 | 350(35.7)/1,650~4,000 |
モーター最高出力 kw(ps) |
F/R 105(143)/50(68) | ||
モーター最大トルク N・m(kgf・m) |
F/R 270(27.5)/139(14.2) | ||
乗車定員(人) | 5 | 5 | 5 |